「運動が続かない人」に足りないのは、時間じゃなくて“前向きな自分”

運動習慣の鍵は「心のあり方」にあった
多忙なビジネスパーソンにとって、運動習慣を続けることは決して簡単ではありません。やらなきゃとは思っていても、疲れていて動けない。そんな毎日のなかで、運動を「習慣」にするには、根性や時間管理よりも、もっと根本的な心の姿勢が大きく関わっている――そんなことを示す研究が増えています。
たとえば、イギリスの研究チームが行ったある実験では、19〜21歳の若者たちに、自分の価値や長所について文章を書くというタスクを課しました。その結果、たった一度の「自分をポジティブに捉える作業」をしただけで、その後1週間の運動実施率が、対照群に比べて約75%も高かったのです。
これは、「自分には価値がある」「自分は健やかで前向きな存在だ」と思えると、人は自然と自分の体にも気を配り、良い行動を取ろうとする、という心のメカニズムを示しています。
運動は努力の産物というより、「自分をどう見るか」の結果かもしれません。

“老い”の捉え方が、体を動かすスイッチになる
前向きな自己イメージが健康的な行動につながるのは、若い世代に限った話ではありません。実際、加齢に対する意識の持ち方が中高年の健康習慣に深く関係していることを示した研究があります。
アメリカの名門・イェール大学が行った調査では・・・
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【執筆者プロフィール】

板生 研一
WINフロンティア株式会社創業者&CEO / MBA&PhD(医学)/ SONY出身 / 東京成徳大学経営学部特任教授 / メンタル・マネジメント、クリエイティビティ・マネジメント、アントレプレナーシップの研究と実践 / 信頼できるエビデンス(海外学術研究等)に基づき発信 / noteで『起業家兼研究者が考える メンタル・マネジメント法』を連載中



