睡眠不足だとカフェインの目覚め効果がなくなる
目覚めのコーヒー、お昼休みにコーヒーブレイクでしゃっきり!日常的に取り入れられている習慣ですが、米ウォルター・リード陸軍研究所のトレイシー・ドッティ博士らのチームによると睡眠不足の状態でカフェインを接種しても目覚め効果が認められないことが分かったそうです。
『5日間、睡眠を一晩5時間に制限して睡眠不足の状態にした。被験者を1日に2回、カフェインの量が合計200ミリグラムに相当するコーヒー(平均的なコーヒー1杯のカフェインは約95ミリグラム)を飲むグループと、カフェインを含まないプラセボ(偽)のコーヒーを飲むグループに分けた。そして、起きている間は1時間ごとに知能技能テストを行なった。
最初の2日間はカフェイン摂取グループの成績がプラセボ・グループより良かったが、残りの3日間は差が認められなくなった。カフェインの覚せい効果が3日目から効かなくなったわけだ。』
慢性的な睡眠不足ではカフェインの覚醒効果がなくなるのですね。
コーヒーをだましだまし飲んで仕事をするよりも、睡眠時間をしっかり確保しましょう。
特にベッドに入ると1分以内に眠れてしまう方!睡眠不足のサインです。
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プロフィール
塚島 早紀子(つかしま さきこ)
快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。