10代男子の心の健康に8.5時間の睡眠必要

宿題や塾、習い事、部活、朝練、アルバイトなど10代の子供達の睡眠時間は減少するいっぽうですね。

私の周りの学生さんも大学とアルバイトの時間が不規則で起きる時間が変動しやすいと起きられない・眠れないという悩みが出てきているようです。

東京大学大学院教育学研究科の佐々木司教授と東京都医学総合研究所、
高知大学の研究チームは、10代の若者が心の健康を維持するのに
8.5時間の睡眠時間が必要となることを突き止めた。

効率的に睡眠時間を確保するには2つのポイントがあります!

1、就寝時間を遅らせない

就寝1時間前にアラームを慣らし、お風呂に入り身支度をしてリビングでゆったり過ごしましょう。お風呂に入る前に食事は済ませておきましょう。
お肉やお魚は消化するまでに3時間ほどかかるといわれているため就寝前に食事をとると消化不良のため胃もたれを起こし途中で目覚めたり翌朝目覚めが悪くなる原因になります。

実際に22時に寝よう!と決めていたとしてもやりたいことはたくさんあるので実際はどんどん遅れていくものです。アラームをならして合図をすることで気持ちを切り替えることができます。お店の閉店の音楽と同じですね。
身体もおやすみモードに切り替えましょう。

 

2、ベッドに入るとすぐに眠れるための環境を整える

ベッドに遊べるアイテムを持ち込まないことが大切です。
スマホはもちろんですが、テレビ、電子ゲーム、マンガ、お菓子、炭酸飲料などを置いた状態でベッドに入っても寝付くまでに30分以上かかってしまうでしょう。

テレビで電子ゲーム、スマホは光によって睡眠物質のメラトニンの分泌を妨げて寝つきを悪くします。まんがや本を読むことでゴロゴロとベッドで過ごす時間も長くなります。お菓子や炭酸飲料などを持ち込むとベッドが眠るためだけの場所ではなくなりますのでこちらも就寝を遅らす原因に。

スマホやテレビ、ゲーム、お菓子やマンガなどは就寝の2~3時間くらい前までに
リビングなどのベッド以外の場所で楽しみましょう。

 

★理想的なベッドルームとは?

ベッドルームにはベッドと布団とリラックスできるお気に入りの音楽や好きな香りだけ。
お風呂からあがってリビングでゆったりと過ごしてうとうとしたら真っ暗なベッドに入りましょう。豆電球の光でさえも眼球や肌は光を感知して眠りを熟睡感を得られない原因となります。

子供のころから睡眠の大切さを伝えて眠れる環境を整えてあげるしっかり認識できるといいですね。日々の積み重ねが自然と眠れてすっきり起きられるリズムができていきます!

▼10代男子の心の健康に8.5時間の睡眠必要、東京大学など調査
http://univ-journal.jp/8908/

 

プロフィール

塚島 早紀子(つかしま さきこ)

快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。

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