秋はセロトニン生成に必要なトリプトファンを含む食品(肉類、カツオ・マグロ、大豆製品、バナナ‥)を!

わたし漢方株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:丸山 優菜、以下わたし漢方)が運営する、薬剤師とLINE上で相談して自分にあった漢方薬を配送してくれるオンライン漢方相談サービス『わたし漢方』は、歴史的ともいわれる2022年の猛暑や大雨の影響を受け増加が懸念される「9月病」に関するオンライン漢方相談の受付を開始いたします。
■猛暑や大雨の影響で「9月病」予備軍が増加中?

今年の「立秋」は8月7日(日)。暦の上では秋に突入していますが、まだまだ厳しい暑さが続くようです。例年、夏の疲れがとれないまま身体がだるくなったり憂鬱な気分になる秋特有の不調を「9月病」と言ったりしますが、今年は40度を超えるなど歴史的とも言われる「異常な暑さ」と、大雨がもたらした「湿気」の影響を受け、これまでよりも「9月病」を引き起こしやすい条件が揃っていると考えます。

■身体が季節の変化に適応できるかがカギ

漢方医学では、外部(主に気候の変化)による病気の原因を「六淫(りくいん)」と呼びます。人間は季節により風邪(ふうじゃ)、寒邪(かんじゃ)、暑邪(しょじゃ)、湿邪(しつじゃ)、燥邪(そうじゃ)、火邪(かじゃ)という6つの気候の変化を受けるという考えがあり、変化が身体の適応能力を上回ると発病する場合があります。夏の高温多湿な気候は、暑邪・湿邪として体の負担となりやすく、体力も消耗しやすい状況にあります。さらに、空調で身体が冷えてしまうと寒邪のダメージが加わりダブルパンチ、トリプルパンチの状態になりがちです。

夏から秋にかけてのこの時期は、暑さで眠れなかったり、冷たい飲食による生活習慣の乱れなどが身体本来の力をダウンさせがちなのですが、今年は例年以上の暑さと湿気でより影響を受けている状態にあると言えます。ゲリラ豪雨や台風なども発生しやすい季節なので、いつも「梅雨時期に体調を崩しやすい」方や「雨の日など気圧変化で不調が起こりやすい」と感じている人は、特に注意が必要です。

■コロナ禍による運動不足やストレスも…

気候面だけでなく、昨年に続きリモートワークや外出機会の減少による運動不足や、帰省や旅行など気分転換もままならない不自由さがストレスとして加わっています。秋は、夏に消耗したエネルギーを回復させて、冬に備える大切な季節です。日照時間が短くなる晩秋にかけては、気分的にも欝々としやすくなり、精神的にも不調が出やすいと言われています。放置して悪化するのを防ぐためにも、夏の疲れが残っていると感じる方はしっかりと対策し、ゆったりとした秋を過ごせるようにしていきましょう。

◆セルフチェック!「9月病」によくある症状
一つでも当てはまる症状があった方で、症状が何日も続いている方は「9月病」予備軍の可能性が考えられます。また、午前より午後にそれらの症状が軽くなるようなら、さらに確率が高まります。「9月病」は、重症化すると別の病気に連鎖していく可能性もあるので、思い当たる症状がある方は早めの対策がおすすめです。

■「気・血・水」の巡りを大切に
暑い夏を何とか乗り切ろうとするためには、エネルギーである「気」が必要になりますが、暑い日が長く続くと「気」を消耗し「気虚」というエネルギー不足の状態に。だるい、起きれない、落ち込み、すぐ疲れるなどの症状が現れやすく心身ともに弱った状態になりがちです。体力に自信がある方でも、長時間労働や睡眠の乱れが重なったり、寒暖差で自律神経に負担がかかってしまうと、「気」の流れが滞った「気滞」の状態に。この状態が長引いて悪化すると「気虚」の状態になりやすくなります。

暑さで胃腸の働きも弱まり、食欲が低下すると、栄養分が不足します。すると今度は、身体の養分となる「血」を十分に作れなくなるので「血」が不足して「血虚」という状態に。顔色が悪い、貧血、月経トラブル、動悸、不眠などが起こりやすくなります。汗もかくため、水分をこまめに取らないと、体内の水分も不足します。そこに暴飲暴食が重なると、血がドロドロとして流れが悪く滞る「瘀血」という状態に傾きやすくなる場合もあります。逆に、水分や冷たい物の取り過ぎで、水はけの悪い「水滞」の状態になると、むくみ、めまい、下痢などが起こりやすくなるケースもあります。

漢方医学では「気・血・水」が、過不足なく巡っている状態を健康ととらえています。このように「気・血・水」は互いに影響しあっていて、消耗や滞りが起こり、慢性化していくとバランスが崩れて不調が起こりやすくなってしまいます。

■今からできる「9月病」対策とは
「9月病」にならないためには、季節の変化に対応できる「健康な身体づくり」が重要です。そのためには、日常生活での養生が肝。秋は、乾燥してくる季節なので、呼吸器系を司る「肺」がダメージを受けやすくなります。免疫が落ちていると、風邪をひきやすくなったりするため注意が必要です。生活リズムを整えて、夜更かしせず、質の良い睡眠時間を確保することを心掛けましょう。パソコンやスマートフォンは寝つきが悪くなるので寝る前は控え、栄養バランスの良い食生活を意識することが大切です。また、朝日や太陽光を浴びる習慣や、散歩など適度な運動習慣も大切な要素です。

内臓も疲れている時期です。味の濃い物、油っぽい物、刺激物、甘い物、加工品、冷たい物、お酒など胃腸の負担になる物はなるべく控えて、消化の良い物をよく噛み、腹八分目を意識しましょう。夏に溜まった疲れの回復には、鶏肉、豆類、かぼちゃ、山芋、しいたけ、さつまいも、さんま、鮭など「気」を補う食材がおすすめです。また、梨やブドウなど、体のほてりを鎮める旬の果物もおすすめです。

心が不安定になりやすい方は、幸せホルモンのセロトニンを作るのに必要なトリプトファンを含む食品(肉類、カツオ・マグロなどの魚類、大豆・豆製品、バナナ、アボカドなど)を積極的にとるのも良いようです。暑い時期に冷たい物を取り過ぎて、内臓が冷えている方もいます。ネギや生姜など、体を温める食品をとり、冷たい飲み物より温かい飲み物を選ぶ、水は常温で飲むなども意識しましょう。

漢方薬の場合、「気」の消耗が目立つ場合は、滋養強壮の働きがあり「気」を補うものをおすすめします。「気」「血 」両方補う必要がある場合や、胃腸ケアを重視したり、水分代謝を良くするアプローチを優先させるケースもあります。対策は、ひとりひとりのお悩みや気になる症状、体質によって異なりますので、『わたし漢方』ではカウンセリングを通して、個々にあった最適なアプローチをお選びすることを大切にしています。

■『わたし漢方』概要

『わたし漢方』は、LINEで身体の悩みを薬剤師に相談すると、自分にあった漢方薬を自宅に配送してくれるオンライン漢方相談サービスです。カウンセリングはすべてLINE上で行い、最初の問診は24時間相談可能。漢方の専門家が直接お悩みにお答えいたします。初回の問診はすべて無料。体質改善の相談と漢方薬の服用を希望する場合は有料プランとなります。漢方は貴重な天然資源からできているため、漢方薬局で購入すると2~6万/月ほどかかってしまうことがありますが、LINEでの相談に特化したことでどの処方も1万円台の月々定額制でより継続しやすくしました。また購入後も、体質の変化に合わせて随時LINEで薬剤師に相談ができ、漢方薬の変更も無料です。なんでもすぐに手に入る時代ですが、健やかなおからだだけは簡単に手に入りません。『わたし漢方』では、現代の女性が美しく健やかなからだを手に入れ、もっと自由に生きるためのお手伝いをしてまいります。

■​『わたし漢方』創業者・薬剤師
水沼 未雅(みずぬま みか)


  <プロフィール>
京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の開発にかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連事業を担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、2017年に『わたし漢方』創業。

『わたし漢方』を創業したきっかけは、私自身が漢方と出会ったことで、15年以上悩まされてきた持病が解消されたことです。学生のころから疲れやストレスがたまると咳がとまらず、様々な治療を受けましたが完治することはありませんでした。友人に薦めてもらった漢方薬局を訪問し、カウンセリングを受け、処方された漢方薬をのむと、2-3か月で改善しました。この体験から、症状の根本にアプローチする漢方薬の力で、不調とともに生きる女性の毎日を快適にし、やりたいことに全力投球できる手助けがしたいと考えております。

(参考)『わたし漢方』公式ページ https://www.watashikampo.com/
(参考)『わたし漢方』instagram https://www.instagram.com/watashikampo/


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部