後悔しない選択をしてほしい、今しかできないことに挑戦する心を伝えていきたい!アイドルプロデューサー・めんそ〜れ愛菜さん Vol.3


現代社会はストレスとの闘いです。「こころを整える」ためにどうすればいいのか、各界の著名人をゲストに招いてCOCOLOLOライフmagazine編集部がメンタル面の変化に着目しながら切り込んでいく「こころトーク」。

今回インタビューをさせて頂いたのは、女性エンターテイメント集団で世間を賑わした元あやまんJAPANのメンバーであり、現在は株式会社ぶるーおーしゃんの代表としてご活躍されている、めんそ〜れ愛菜さん。タレント時代に経験した苦労から構想された「病んでいるアイドル」を実現し、病みを抱えている人たちに居場所を提供して人として成長させてあげたい……。閉ざされた心の奥と触れ合う難しい挑戦に、どのようにして立ち向かったのか?病ンドルと真摯に向き合うその姿をインタビューさせて頂きました。

 

「自分のペースでいい、でも今しかできないことをやる」自分の人生に後悔を残さないでほしい

編集部:病んでいる子たちの心を動かすために、ご自身で努力されていることはありますか?

めんそ〜れ愛菜:「自分のペースでいいよ」とプレッシャーを与えないよう言葉を選んで声を掛けていますが、それだけでは彼女たちのモチベーションは上がりません。だから、「自分のペースでいいよ、でも今しかできないことをやろうね」と伝えています。病ンドルのメンバーたちは10〜20代がメイン。年月が経てば歳を取るんだから、今しかできないことに挑戦してみよう!と。だから「病ンドル」の活動に限定せず、学校に行くこと、受験勉強をすること、今の自分にしかできない!と思ったら、アイドル活動をストップしてそちらを優先していいと思っています。

私自身が、もっとこうすれば良かった、ああすれば良かったと後悔しているところがあるから、今しかできないことでやりたいと思うことがあれば、メンバーには叶えてほしいなって思いますね。ただ「頑張れ」と言うだけでは、どう頑張ればいいのか分からない子が正直多いので、今しかできないことを自分で考えさせる場としても「病ンドル」の存在意義があると感じています。

 

編集部:病ンドルがあることで、自分の居場所ができるんですね

めんそ〜れ愛菜:はい。鬱になると考えることすら閉じてしまうので、あなたはここにいてもいいんだよ、という居場所をつくってあげたい想いから病ンドルは生まれました。自分を応援してくれるファンがいることでメンバーの性格も昔より明るくなったなと思います。そして嬉しいことに、いつの間にか逞しくなっているんです。

例えば、チェキ撮影や握手でファンが列をつくる時、自分の列に並ぶ人の数が少ないと、当たり前の感情ですが普通のアイドルですら他のメンバーに嫉妬したり、心が折れてしまいます。ところが、「私の列が途切れたからフライヤーを配ってくるね」と自ら行動するようになって。そんなこと最初はできなかったのに……!グループのことを考えて自分から行動ができるようになったのは、大きな成長だなと嬉しく思います。

 

 

病ンドルの新メンバーを育てる新プロジェクトが始動!日を追うごとに明るくなる表情が嬉しいです

編集部:メンバーが入れ替わるとのことですが、現在の病ンドルは何人で活動されていますか?

めんそ〜れ愛菜:現在は3人で活動をしています。実はちょうど今年発表したのですが、病ンドルを目指す候補生として「#111111sick」という新しいグループを立ち上げました。グループ名である#111111、こちら見覚えありませんか?パソコンを使う人ならすぐにピンとくるかもしれませんが、カラー記号で限りなく黒に近いグレーの色を表す数字です。

「もう少しで病ンドルになれるよ」という意味が込められていて、個人の総合評価ランキングが3ヶ月連続1位になると、病ンドルの正式メンバーになれる権利が与えられます。逆に2ヶ月連続最下位だとクビになってしまうので、みんな真剣。病みを抱えている子が多いので、病ンドルとして活動していくためのトレーニングを兼ねた適正診断ですね。一人ひとりの人間性をしっかり見ながら選定していけたらと思い、ファンを巻き込んで盛り上がっています。

 

編集部:#111111sickにはどのようなメンバーがいるのでしょうか?

めんそ〜れ愛菜:基本は一般応募で、条件は病ンドルと同じ「病んでいること」。みんな応募の動機について真面目に書いているものの、どこか自分の居場所を探している感じは文章から伝わってきますよね。実際に応募してきた人には、不登校で学校に行けない子たちも沢山いました。

#111111sickに「あむ」というメンバーがいるのですが、学校にはほとんど通えていない女の子でした。若いのに丁寧な文章が印象的だった応募内容を見て、すぐに会いに行ったら想像よりもすごく可愛くて!今は#111111sickのメンバーとして頑張ってくれています。

他メンバーも最初は「はい」という返事すらできなかったのに、少しずつ経験を重ねて「はい、分かりました」と言えるようになり……!表情も明るくなったし、みんな本当に可愛くなったと思います。学校に行けるようになった、誕生日を友達にお祝いしてもらった、小さなことかもしれませんが、人とのコミュニケーションスキルが以前よりもグングン上がっているのを感じています。結成から数ヶ月、メンバー9名で活動している#111111sickですが、みんな仲間でありライバル。お互いに良い刺激を与え合っています。

 

 

病ンドルの新メンバーを育てるために、現在は#111111sickの活動にも力をいれているめんそ〜れ愛菜さん。誰もが憧れるキラキラとした正統派アイドルではなく、心に抱えている病みから解放させてくれる新しいアイドルの形は、身近で共感しやすい存在でもあります。次回ラストとなる第四回目は病んでいる人たちとのコミュニケーションについて。そして、めんそ〜れ愛菜さんが、病ンドルを続ける意味についてお聞きしています。こちらもぜひご覧くださいね。

 


めんそ〜れ愛菜 (めんそ〜れあいな)

Twitter:https://twitter.com/ainamnsl
病ンドル:https://yandoll.tokyo/
#111111SICK:https://yandoll.tokyo/111111sick/
オーディション情報:http://blue-ocean-inc.tokyo/entry/


編集:COCOLOLO ライフ magazine 編集部


関連コンテンツ