応募条件は「病んでいること!」心の闇を開いていく言葉とは?アイドルプロデューサー・めんそ〜れ愛菜さん Vol.2


現代社会はストレスとの闘いです。「こころを整える」ためにどうすればいいのか、各界の著名人をゲストに招いてCOCOLOLOライフmagazine編集部がメンタル面の変化に着目しながら切り込んでいく「こころトーク」。

今回インタビューをさせて頂いたのは、女性エンターテイメント集団で世間を賑わした元あやまんJAPANのメンバーであり、現在は株式会社ぶるーおーしゃんの代表としてご活躍されている、めんそ〜れ愛菜さん。第一回のインタビューでは、あやまんJAPAN時代に抱えていた孤独・不安・葛藤など、表からは見えない「病み」について語ってくれました。第二回目となる今回は、脱退後のめんそ〜れ愛菜さんがどのようにして「病ンドル」を立ち上げたのか、じっくりお聞きしました。

 

資本金は夜の仕事!経営知識ゼロから始める中での救いは「人」でした

編集部:あやまんJAPANから脱退した後はどうされたのでしょうか?

めんそ〜れ愛菜:鬱状態は続いたままでしたが、あやまんJAPANを脱退してすぐに自分の会社を立ち上げました。とはいえ資金が必要でしたので、ホステスの仕事はそのまま続けながら「病んでいるアイドルグループ」をつくろうと決心しまして。すぐに「病ンドル」の募集を開始しました。経営も知らないままスタートしているので、会社を立ち上げる不安や資金調達のためにホステスの仕事に頼らなければならない辛さも事実ありました。ただ、ありがいと思ったのが芸能活動をしていた頃の人脈です。さまざまな分野の人脈と繋がりがあったことが、私にとって唯一の救いでした。

 

編集部:初めて挑戦する「病ンドル」募集の反応はどうでしたか?

めんそ〜れ愛菜:あやまんJAPANでの活動が功を奏して、病ンドル募集のニュースがWEBにアップされたのはラッキーでした。驚いたことに初回にもかかわらず1400人くらい応募がきて!世の中には病んでいる人が多いと改めて実感しました。選考方法も大変で、まずはプロフィールで200〜300名まで絞り込み。アイドルを目指す若い女の子だけでなく、応募者の中には病んでいる年配の男性もいました。最終的に100人を面接に呼びましたが、実際に来たのは50人くらいでしたね。応募条件が「病んでいる人」でしたので、仕方のない部分はあるのですが。10代が多く学業と平行している子もいますので、最終審査でメンバーを決める際は、ご両親ともお話するようにしています。

 

 

どうせ私なんかと思ってもいい、でも前向きな病みであって欲しい

編集部:病んでいるという条件の中で応募者と実際に会って話してみて、どんな印象でしたか?

めんそ〜れ愛菜:色々な人に会えて面接はとても楽しかったです!私と同じように居場所を求めている人がこんなにいるんだ!と驚かされましたね。現メンバーにも伝えていますが、「病ンドル」で活動する条件として「前向きな病み」が大きな前提としてあるんです。「どうせ私なんか」と思うのは悪いことだとは思いません。「病ンドル」がその子にとっての新しい居場所となれば嬉しいですし……。でも、頑張ろうとする意志が少しでもないと、アイドルとしての活動自体が難しいのかなとは思います。だから「前向きな病み」であることが病ンドルになるための条件。それは応募してくださった方にもお伝えしていますし、選考基準にもなっています。

「病ンドル」のメンバーを決めてグループをスタートさせる一方で、彼女たちのダンスレッスンや活動のための資金をつくるため、ホステスの仕事に頼らなければならないという自分の状況もありましたが、私自身「前向きな病み」を持っていたので、何とか乗り越えられたのかなと思います。

 

編集部:病ンドルたちのモチベーションはどんな時に上がりますか?

めんそ〜れ愛菜:ファンとの交流は盛り上がりますよね、ライブ後に開催されるチェキ会や、メンバーの誕生日パーティーを兼ねた人数限定のファンミーティングを開催したり。ファンはメンバーにとって大切な味方だから、気持ちの上では嬉しいんじゃないかなと思います。

とはいえ、モチベーションを上げるために気合いを入れるようなことは特に何もありません。それよりもトラブルの方が多いかも。過去にはライブ開始直前に落ち込んでしまい、ライブに出たくないと言い出すメンバーもいて。誰が彼女のサポートをするか?ポジションはどうするか?急遽みんなで知恵を振り絞って対応する場面もありました。そんな風に頑張ってくれたときは、ライブが終わった後に「今日はフォーメーション・歌詞割りをやってくれてありがとう」と、感謝の言葉を伝えています。

アイドルである前に1人の大人として「ありがとう」「お願いします」「すみません」、この3つの言葉だけは絶対に相手に伝わるように言おうねと伝えています。

 

あやまんJAPANという人脈を活かし、病んでいる人を募集して病み系アイドル「病ンドル」という新ジャンルをつくり上げためんそ〜れ愛菜さん。鬱だったご自身の経験があったからこそ、常に病んでいる人たちの立場を考えて声を掛けているのだとか。次回のインタビューでは、新しい挑戦についてお伺いしていますので、こちらもどうぞお楽しみに。

 


めんそ〜れ愛菜 (めんそ〜れあいな)

Twitter:https://twitter.com/ainamnsl
病ンドル:https://yandoll.tokyo/
#111111SICK:https://yandoll.tokyo/111111sick/
オーディション情報:http://blue-ocean-inc.tokyo/entry/


編集:COCOLOLO ライフ magazine 編集部


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