クリエイティブになるための映画活用術

日本人の約4割は映画を見ない

株式会社プラネットが実施した映画に関するインターネット意識調査(4,000人の全年代の男女対象、2023年)によると、「あなたは映画を1年間でどれくらい見ますか?」(視聴形態は問わない)という質問に対して、「映画はまったく見ない」と回答した人が20.7%で、「年間に1本も見ないことがある」と回答した人が19.4%でした。つまり、日本人の約4割は映画を全く見ない生活をしていることがわかりました。

また、映画を観る人の中でも、「タイパ」(タイムパフォーマンス)を重視するために映画を早送りで観る人(特に、Z世代)がとても増えているようです。(詳しくは、「「ファスト映画」がウェルビーイングを下げる理由」をご参照ください)しかし、これはとてももったいないことです。というのも、映画には、私たちのクリエイティビティを向上させてくれる効果が期待できるからです。では、どんなジャンルの映画がクリエイティビティの向上に役立つのでしょうか。それに関する2つの研究を紹介します。

 

 

ホラー映画の活用術


ホラー映画
のような、恐怖や不安などのネガティブな感情を想起させるエンターテインメントをなぜ私たちは消費するのでしょうか。ホラー映画の鑑賞のように・・・

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【執筆者プロフィール】

板生 研一

WINフロンティア株式会社創業者&CEO / MBA&PhD(医学)/ SONY出身 / 東京成徳大学経営学部特任教授 / メンタル・マネジメント、クリエイティビティ・マネジメント、アントレプレナーシップの研究と実践 / 信頼できるエビデンス(海外学術研究等)に基づき発信 / noteで『起業家兼研究者が考える メンタル・マネジメント法』を連載中