ストレスなく仕事の効率を高めるコツ(その1)~ 仕事の手順を考える ~

新しい仕事に取りかかるとき

 新しい仕事を振られ、それに取りかかるとき、どのように対応しますか?もちろん、仕事の中身によって、対応は大きく異なるでしょう。例えば、簡単な仕事で、ゴールもはっきりしている場合、「さっさと片付けてしまおう」という気持ちが強く働くのではないでしょうか?

 一方、ゴールが見えていると思って、すぐに目先の作業に着手してしまうと、危険な場合もあります。例えば、エクセルでデータを分析する際に、まず手始めに着手した分析が、後々無駄になる、あるいは、パワーポイントのプレゼン資料を作成する際、見切り発車で作ったスライドが、後々不要になる、なんてことは、誰しも経験があるのではないでしょうか?仕事の期限がタイトで、時間的なプレッシャーを感じているときほど、このようなことが起きやすいかもしれません。やったことが無駄になることほど、ストレスを感じることはありませんよね。

 実は、私たちは、目先の作業に飛びつきやすい習性があることが、心理学の研究でわかってきていますので、興味深い実験を次にご紹介します。

 

人は目先の作業に飛びつきやすい

人は、目先の作業に飛びつきやすい習性があることを・・・

 

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【執筆者プロフィール】

板生 研一

WINフロンティア株式会社創業者&CEO / MBA&PhD(医学)/ SONY出身 / 東京成徳大学経営学部特任教授 / メンタル・マネジメント、クリエイティビティ・マネジメント、アントレプレナーシップの研究と実践 / 信頼できるエビデンス(海外学術研究等)に基づき発信 / noteで『起業家兼研究者が考える メンタル・マネジメント法』を連載中