入浴後、湯冷め状態に陥っている子育てママは6割に。快眠の妨げに!


パナソニック株式会社は、0歳~8歳までの子どもを持つ25歳~40歳の男女426名を対象に、子育て世帯における冬場の生活実態調査を株式会社オールアバウトの協力のもと実施しました。本調査では、現代の子育て世帯においては多くの親が入浴後も家事・育児に従事しており、寝るときには既に「湯冷め」状態に陥っている実態や、「体の冷え」は睡眠にも影響を与えることが明らかになりました。また、睡眠の専門家による「快眠」のための入浴時と入浴後の過ごし方、リビングや寝室での温度管理におけるポイントについて解説します。

◇Air Letter -くうきコラム-
パパよりママの方が睡眠不足!? ぐっすり眠るには「湯冷め」状態を改善しよう
https://panasonic.jp/aircon/air_letter/column/201901_sleeping.html

 

■調査概要
・調査日程:2018年10月1日(月)~10月4日(木)
・調査対象:0歳から8歳までの子どもを持つ全国の25~39歳の男女
・有効回答者数:426名
・調査方法:インターネットリサーチ
・性別:男性108名(25.4%)、女性318名(74.6%)

◇調査結果のポイント
【1】入浴後も家事・育児に追われる親は9割以上
ほぼすべての親が入浴後、就寝までのあいだに平均で約5つの家事・育児に従事
親の8割以上が入浴後から就寝まで2時間以上経過
【2】寝るときに「湯冷め」状態に陥っている母親は6
父親の約4割、母親の約6割が「湯冷め」状態で就寝
冬場のお風呂上りのリビングで”暖房をつけない派”が2割、寝室では3割
【3】“体の冷え”睡眠にも影響、半数が「快眠できていない」状態
「体が冷え切っている」人の約7割が「寝つきまでに時間がかかる」
約9割が睡眠中「目が覚めることがある」と睡眠にも影響を及ぼすことが明らかに

◇睡眠の専門家坪田 聡氏による「快眠」アドバイス(要約)
■「湯冷め」を防ぐにはリビングを暖かくして過ごすこと
お風呂上りは暖房を利用し、室温を20度くらいに保つと良い
■「快眠」のポイントは寝室での“室温コントロール”
冬に気持ちよく眠れる室温は16~20度
就寝時刻の30分ほど前に寝室の暖房をつけて暖めておくのがお薦め
床や壁も暖めておくため、急速に足元から暖められるエアコンが効果的

【1】入浴後も家事・育児に追われる親は9割以上
ほぼすべての親が入浴後、就寝までのあいだに平均で約5つの家事・育児に従事
親の8割以上が入浴後から就寝まで2時間以上経過

0歳~8歳までの子どもを持つ全国の子育て中の親426名に対し、入浴後に行う家事・育児について尋ねたところ、ほぼすべて(97.9%)の親が何らかの家事・育児に従事しており、内容は「子どもの寝かしつけ」(63.1%)が最も多く、ついで「子どもの歯磨きをする」(62.9%)「夕飯の食器のあと片づけ」(46.5%)が挙げられました【グラフ1】。また従事する家事・育児の数は全体平均で約5つとなり、入浴後も家事・育児に忙しい実態が明らかになったほか、0歳児を持つ親は平均で6.5つの家事・育児を行っており、子どもの年齢が低いほど数が多くなる傾向となりました【グラフ2】。

入浴後から就寝までの所要時間について尋ねたところ、「約2時間」(21.4%)が最も多く、次いで「約4時間」(20.0%)、「約3時間」(19.7%)と、2時間以上が合わせて8割以上となりました。
また、医師で睡眠の専門家である坪田氏によると、快眠の条件には“お風呂に入ってから体を冷やさずに自然に体温が下がってきたタイミングで布団(ベッド)に入ることが重要”とされており、その目安となる1時間ほどで就寝ができている割合は母親で19.2%、父親で27.7%にとどまりました【グラフ3】。

 

【2】寝るときに「湯冷め」状態に陥っている母親は6
父親の約4割、母親の約6割が「湯冷め」状態で就寝
冬場のお風呂上りのリビングで暖房をつけない派が2割、寝室では3割

寝るときに体が冷え切っているかを尋ねたところ、「冷え切っていると思う」(13.1%)「どちらかというと冷え切っていると思う」(43.2%)となり、合わせて約半数以上が就寝時までに体が冷え切っている現状が明らかになりました。特に女性では60.7%が「冷え切っている」「どちらかというと冷え切っていると思う」と回答し、多くの女性が「湯冷め」状態に陥っている実態が明らかになりました【グラフ4】。

一方、お風呂上りに体を冷やさないように、リビングの暖房をつけるようにしているかを尋ねたところ、「つけている」(58%)が最も多い結果となりましたが、約2割が「つけていない」(「ほとんどつけていない」と「つけていない」の合算)と回答しました【グラフ5】。また、リビングの暖房をつけている人に、リビングの室温をどのくらいに調整したらよいと思っているかを尋ねたところ、「20~25度未満」(49.6%)が最も多い結果となりました。一方で「20度未満」(13.3%)や、「25~30度以上」(30.6%)と低めまたは高めの室温を保つようにする人もいました【グラフ6】。

 

 寝室の暖房については、約3割が「つけていない」(「ほとんどつけていない」と「つけていない」の合算)暖房をつけずに寝ているほか、寝室の室温が一定に保たれるように気を付けているかと尋ねると、約3割が「室温をあまり気にしていない」(「どちらかというと気を付けていない」と「室温はあまり気にしていない」の合算)と回答しました【グラフ7、グラフ8】。

 

【3】“体の冷え”「睡眠」にも影響、半数が「快眠できていない」状態
「体が冷え切っている」人の約7割が「寝つきまでに時間がかかる」
 約9割が睡眠中「目が覚めることがある」と睡眠にも影響を及ぼすことが明らかに

睡眠の状態について尋ねたところ、半数以上が「どちらかというと快眠できていない」(30.5%)「快眠できていない」(22.5%)と感じており、そのうち母親の結果を子どもの年齢別にみると0~5歳の乳幼児を持つ母親の快眠度が低いことがわかり、年齢が低いほど家事・育児の負担も多いことに加えて、睡眠中にも乳幼児のケアなどに労力がかかっていると推測されます【グラフ9】。

“体の冷え”が睡眠にどのような影響を与えているのかを調査したところ、“体が冷え切っている人”(「体が冷え切っていると思う」と「どちらかというと体が冷え切っていると思う」と答えた人の合算)の約7割が「寝つきが悪い」と回答し、約9割が「夜中に目が覚めることがある」と回答しました。また、体が冷え切っていない人”(「冷え切っていないと思う」と「どちらかというと体が冷え切っていない」と答えた人の合算)比較すると、“体が冷え切っている人”は、体が冷え切っていない人”に比べて「寝つきが悪い」は3ポイント差でしたが、「夜中に目が覚めることがある」は16ポイント、「快眠できていない」は11ポイントと大きな差があり、“体の冷え”は寝つき・睡眠の質に影響を及ぼすことがわかりました。【グラフ10】

専門家による解説

医師/睡眠専門家:坪田 聡氏

日本を睡眠先進国にするため、正しい快眠習慣の普及に努める専門医。日本医師会、日本睡眠学会、日本コーチ協会所属。ビジネス・コーチと医師という2つの仕事を活かし、行動計画と医学・生理学の両面から、睡眠の質の向上に役立つ情報を提供中。

内臓や脳など体の深いところの温度を「深部体温」といいます。深部体温は1日に1度ほど上下します。深部体温が下がるときに眠気が強くなり、上がるときには目が覚めてきます。眠る前に入浴すると体温がいったん上がりますが、その後は体温が急速に下がって眠気が強くなる傾向があります。

しかし、残念なことに今回の調査では、母親の6割が眠るときには体が冷えきった状態になっていました。入浴から眠るまでの時間が長いため、入浴で上がった体温が必要以上に下がってしまったのです。体が冷えた状態で寝床に入ったので、睡眠にも悪影響が見られました。親の約6割で寝つきが悪く、半数が快眠できていないと感じています。特に0~5歳の乳幼児を持つ母親の快眠度が、最も低い結果になりました。さらに、体が冷え切っている人の約7割が寝つくまでに時間がかかり、約9割が睡眠中に目が覚めることがあることも明らかになりました。

多くの親が入浴から眠るまでに時間がかかるのは、育児や家事に追われているからです。入浴後に行っている育児や家事のトップ3は、「子どもの寝かしつけ」「子どもの歯磨き」「夕食の後片付け」でした。平均でも一人約5つのことをやっています。これだけの育児や家事をこなすので、入浴後1時間以内に眠れる親は母親で約2割、父親で約3割しかいません。8割以上の親が、入浴から就寝まで2時間以上もかかっています。これだけ時間がたてば、体が冷える人も多いと推測されます。

少しでも早く眠るためには、時間の管理が大切です。一人で何でも抱え込まずに家族と話しあって、育児や家事の分担を決めると良いかもしれません。また、自分のことも含めて入浴後にやっていることを見直して、本当にこの時間帯にしなければいけないかを考えてみてください。時間をうまく使って、お風呂から上がって汗が引いた頃に寝床に入ると理想的です。

お風呂上りに部屋を暖かくしておくことも大切です。冬場のお風呂上りのリビングで、”暖房をつけない派”が2割、寝室では3割でした。冬のリビングの室温は一般的に20度ぐらいが適温と言われています。お風呂から上がった直後は暑いでしょうが、しばらくしたらリビングのエアコンを使って、室温を20度ぐらいに保つと良いでしょう。寝室の温度も大切です。冬に気持ちよく眠れる室温は、16~20度と言われています。就寝時刻の30分ほど前になったら、寝室のエアコンのスイッチを入れて、暖めておくのがおすすめです。このとき、寝室の床や壁も暖めておいた方が良いので、急速に足元から暖められるエアコンを使うと効果的でしょう。

■Air Letter<エアレター>について https://panasonic.jp/aircon/air_letter.html
“すこやかなからだ” “居心地がいいところ” “満ち足りたこころ”の3つのテーマをもとに、暮らしを健やかにする「いい空気」に関するコラムを発信する生活情報マガジンです。

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掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部