長崎の景色を見てマインドフルネスな状態になろう

風景映像を見て、ゆっくり呼吸をしながら、マインドフルネスな状態になりましょう。

 

〜やり方〜

  1. 知る:映像の背景を知ることで、より意識を集中させやすくなります。

    この映像は、第二次世界大戦中の大きな節目を象徴する街、長崎の映像です。
    原爆落下中心地の北側にある「平和公園」は、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いを込めてつくられた公園です。高さ9.7メートルもある「平和祈念像」がそびえ立ち、空を指す右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いが込められています。
    また国宝に指定される「大浦天主堂」や、 世界文化遺産である「軍艦島(端島)」も長崎を代表する観光スポットとして知られています。
    軍艦島はかつて海底炭鉱によって栄え、5000人余りが住んでいましたが、閉山にともない無人島となりました。岸壁が島全体を囲い、当時のまま高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶ外観からは、その歴史を垣間見ることができます。
    最後の映像は、戦後アメリカ文化に触発されながら独自の文化を育んだ「佐世保」です。佐世保バーガーや外国人バー、ジャズフェスなど異文化のエキスが混在する面白さがそのまま街の魅力となっています。
    独特の文化や歴史を感じさせる長崎の風景をぜひご覧ください。

  2. 鼻から息を吸って、意識を1点に集中させる

    長崎の美しい風景を見ながら、10秒間かけて、鼻から息を吸います。
    このとき、映像がある1点にフォーカスされていきますので、全ての意識をそこに向けましょう。

  3. 口からゆっくり息を吐いて、意識を解放する

    次に、長崎の美しい風景を見ながら、20秒間かけて、口からゆっくりと息を吐きます。
    このとき、「2」とは反対に、解放感のある引いた映像になりますので、「2」で集中させた意識をしっかり緩めましょう。

「2」と「3」の動作を3回繰り返すことで、雑念が消え、マインドフルネスな状態になることができます。

 


著者:COCOLOLO編集部
監修:皇村昌季(順天堂大学医学修士/インド中央政府公認ヨガ・セラピスト/ディープヒマラヤ伝統ヨギ)