中間管理職の悩みは、1位:人間関係、2位:チームマネジメント、3位:自身のマネジメントとメンタル管理

株式会社みらい創世舎(東京都三鷹市 代表取締役:森泰造)は、企業の組織活性化と意欲的にチャレンジができる次世代のリーダーを増やすことを目指すコーチングコミュニティ「日本GHCDコーチング協会」を2022年8月8日(月)に設立しました。設立に先駆け、2022年7月に日本で中間管理職として働く方、約312名を対象とした「リーダー・管理職の実態調査 職場の悩みアンケート」を実施、組織の働き手が抱える課題とその解決方法を探りました。
GHCDコーチング協会HP:https://ghcdcoaching.com/

日本GHCDコーチング協会は、今まで経営者やスポーツ選手などエグゼクティブ向けのサービスが中心で、敷居が高いと思われていたコーチングを、仲間と学び合いながら気軽に参加学習できるコミュニティです。とりわけ次世代のリーダーとなる存在である「企業の中間管理職」の方々がやりがいを持って働ける人材となることを目指して設立しました。コーチングをベースとした人材育成プログラムを提供するみらい創世舎の代表である森、みらい創世舎認定講師のメンバーが中心となり協会を運営、オンライン・オフライン等で展開する様々なプログラムやイベントにより学びの場を提供します。

米ギャラップ社が2017年に実施した世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、日本の「熱意あふれる社員」は6%しかおらず、調査した139カ国中132位と最下位クラスという結果があります。(※)また、2022年7月に当協会が独自に実施した、中間管理職向けの「リーダー・管理職の実態調査 職場の悩みアンケート」では2022年春以降、長引くコロナ禍における働き方の変化とその影響により、中間管理職の約6割で働き方(勤務形態)が変化し、変化した人の中では出社を伴う勤務形態が8割を超えフルリモートは1割未満(5%)にとどまり、主にコミュニケーションの悩みを抱えていることがわかりました。また、約5割の中間管理職の方が「人間関係」や「チームマネジメント」等「他者との関係」に頭が痛い状態であることが分かりました。

コーチングはそういった人間関係の悩みを解決に導き、働き手のモチベーションアップに有効な手段とされていますが、従来のコーチングは、1対1のパーソナルサービスとして企業の経営者層などエグゼクティブ向けのサービスが中心でした。一方、日本KFCホールディングス(ケンタッキー)出身で、自らも中間管理職として人間関係に悩んだ経験を持つ代表の森は、経営者の意識改革だけではなく、現場の社員がやりがいを持って自律的に働けることを重視してきました。現在みらい創世舎では、企業の中間管理職の方を中心にコーチング・研修サービスを提供、受講生の多くが企業の中間管理職や現場社員で、現場で活躍できる働き手を増やしてまいりました。当協会では本協会設立と活動により、日本の屋台骨を支える存在である組織の中間管理職の方々を中心に、働き手のモチベーションを高め、前向きにチャレンジができる次世代のリーダーを育てていきたいと考えております。
※State of the Global Workplace – Gallup Report (2017)

  • 「リーダー・管理職の実態調査 職場の悩みアンケート」の結果について

意図:組織で働く働き手が抱える課題や解決の方向性を探るためのデータ収集
実施期間:2022年7月6日~28日
アンケート対象:企業や組織で働く中間管理職、リーダー格の方
調査方法:インターネットアンケート
回答数:312件
回答者の性別・年代:

性別

年代

◇長引くコロナ禍における働き方(勤務形態)の変化とその影響 約6割に変化あり。コロナ禍が長期化する中、比較的最近である2022年春以降に絞り、コロナ禍の影響や働き方への変化があったか尋ねてみると、59%、約6割の方が「変化があった」と返答しています。「はい」と回答された方の変化として、「リモートと出社併用」が最も多く49%、「基本毎日出社」が34%で、出社を伴う勤務形態が8割を超え、フルリモートは5%にとどまりました。

 

2022年春以降の働き方の変化

 

変化の内容

◇長期にわたるコロナ禍の具体的な影響では「コミュニケーションの減少」への影響が数多く見られました。
回答では、コロナ禍ならではの「コミュニケーション」というワードが目立ち、37回登場していました。「コミュニケーションの減少とそれによる意思疎通困難」といった内容がメインで、中間管理職としてチームを管理する立場だからこそ把握したい部分(部下のメンタルやモチベーション)が十分に把握できないなどといった影響があることがわかりました。また、全回答者の6割となるコロナ禍による環境変化のあった方々のうち8割が出社を伴う勤務であるにも関わらず、コミュニケーションに関する悩みが尽きないこともわかってきました。

◇他者との関係に悩む中間管理職 職場で最も頭の痛いことの約5割が「人間関係」「チームマネジメント」

頭の痛いこと

「職場で最も頭の痛いことやご自身の課題、悩み事は何ですか?」という質問に対し、「人間関係」が最も多く26.3%、これに「チームマネジメント」を合わせた「他者との関係性に関わること」は47%と約5割を占めていました。さらにその具体的な内容についての質問回答では、中間管理職だからこそ、上と下の間に挟まれる立場で気を使いストレスを感じたり、周囲の言動が利己的と考え苦悩を感じるケースが多く見受けられます。

◇長引くコロナ禍で企業の課題や環境の変化に対応しつつ、チームマネジメントを行うことの困難さが垣間見られる
さらに、「チームマネジメント」を選択した方に、さらに「どんなことが悩ましかったり頭が痛いですか」と質問した回答の一部が以下となります。中間管理職として企業の課題や環境の変化への対応しながら、同時にチームメンバーのマネジメントを行うことの困難がつづられていました。事業や業務は1人で完結できることは少なくチームでの協力がカギとなる中、こういった悩みは尽きないようです。

◇中間管理職が望む理想は「相互理解」

こういった悩みの解決に向けての「今の状態がどうなればあなたにとって理想的でしょうか」という問いへの返答には、「互いに」というワードが目立ち、組織内の風通しがよくコミュニケーションが円滑で、お互いの考えを尊重し理解した上で、仕事に取り組めるのが理想という意見が多く見られました。

◇総括:
アンケートによって、多くの中間管理職の方が非常に深い悩みを抱えている実態がわかりました。長引くコロナ禍によって、働き方が状況によって激しく変化、それに中間管理職として対応していくことの困難さがあり、さらにリモートなどの影響で、他者とうまくコミュニケーションをとれないことがマネジメントに影響を与え、働き手のストレスとなっている実態が浮き彫りになりました。また、上と下の間に挟まれる立場で気を使いストレスを感じたり、周囲の言動が利己的と感じる中間管理職の方々の苦悩が垣間見られました。彼らの理想は「相互理解」であり、お互いの考えを尊重し理解した上で、仕事に取り組めることであることもわかりました。GHCDコーチングは、人間関係における相互理解と成長を目指すメソッドであり、協会の活動を通じ手法を広めていくことで、中間管理職の悩みを軽減し、活躍できる人材を育てていきたいと考えています。

  • GHCDコーチング協会について

(1)GHCDコーチングとは

GHCDメソッド

①Grasp=理解、 ②Harmony=調和、 ③Creation=想像、④Development=発展の4つのサイクルを生み出すメソッドをベースとしたコーチング手法になります。代表の森が、人財育成に携わってきた豊富な現場経験と、心理学やコーチングなどの人財育成に関する学術的な学びを元に、人・組織に変化をもたらす方法を「GHCDサイクル」として体系化しました。目標達成を重視する一般的なコーチングと比較して、自己理解の促進や自分を取り巻く人間関係、社会との調和、創造性の発揮を重視しております。他者からの目標の強要ではなく自分の内なる想いをモチベーションの起点として自律的に動くことで成長を目指し、意見の異なる他者とも調和を取りながら安定的・継続的に活躍できる人材育成を行っています。

■(2)設立の目的
当協会は、企業の組織活性化とチャレンジできる次世代のリーダーを増やすことを目指して設立しました。目指したのはコーチングの『ジム化』。今までパーソナルトレーニングのようなマンツーマンのシステム中心で単価も敷居も高かったコーチングを、ジムのように安価で日常ユースとして取り組めるような仕組みにしました。一人では挫折してしまいがちな学びも、メンバーと一緒に安心して学ぶことができる、自己理解を深めることで、眠っていたポテンシャルを呼び覚ましてくれる場を提供していきます。コミュニティのイベントやセミナーでは、協会のプログラムであるGHCD(理解-調和-創造-発展)のフレームワークを使用し、クライアント上司や部下とも良好な関係を築きながら結果を出せるノウハウやそのヒントを得られる場を提供してまいります。

■(3)主な活動内容(予定)
協会の活動として、協会ローンチに合わせて、8月7日(日)に「日本GHCDコーチング協会リリース記念イベント」を実施したほか、9月からは、だれでも気軽にコーチングを学べるコミュニティ活動である「朝活 Newstand(ard)」を、オンラインで、毎週第一木曜日、朝7時~スタートします(参加費:1回1000円)。また、更に学びを深めたい方のために、みらい創世塾のセミナーをご用意しているほか、協会として定期的なイベントを予定しております。詳しくは下記GHCDコーチング協会HPをご覧ください。
https://ghcdcoaching.com/https://ghcdcoaching.com/

■(4)協会講師メンバー一覧(一部抜粋) 
・森 泰造  (株)みらい創世舎代表取締役、人財育成コーチ、GHCD認定講師養成トレーナー
・中島星    みらい創世舎認定講師、GHCD認定コーチ
・ Maki   みらい創世舎認定講師、GHCD認定コーチ
・早坂 達二 (株)ザワード代表取締役、みらい創世舎認定講師、GHCD認定コーチ

■代表プロフィール

株式会社みらい創世舎 代表取締役 森泰造

西南学院大学卒業後、日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)入社。店長、スーパーバイザー、フランチャイズ担当、人材育成コーチを経て、理想の未来像を描き成果と成長を手に入れる「みらい創世™プログラム」を考案し、独立。
ハワイで異文化の従業員をひとつに束ね、年間1千万超の赤字店舗を1年で黒字化し、地域交流システムを創りパートの定着率を改善。くすぶっていた店長も1年で日本一へ。人材育成コーチとして、1000店舗を超すチェーン店統一の教育ツールを次々と開発し、研修受講希望者を150%以上増加、新入社員研修改革を行い退職率激減させるなど、豊富な実績と愛情あふれる指導育成で、コアな支持を得ている。在京テレビ局、大手下着販売会社、商工会議所、老人保健施設、高校、PTAなどでコミュニケーションスキルアップ研修を実施
コーチング実績:弁護士、経営コンサルタント、外資系メーカー役員等多数。
2017年11月初の著書「ケンタッキー流 部下の動かし方」を出版。様々なメディアで話題となる。

  • 《株式会社みらい創世舎概要》

住所:〒181-0001
東京都三鷹市井の頭2-14-2 パークブリージェ井の頭202
事業内容
・ 研修、セミナー、イベントの開催
・ コンサルティング、コーチングサービスの提供
・ 出版および電子出版事業
・ 販売代理業・仲介事業・広告事業
・ e-ラーニングサービスの提供
URL: https://miraisouseisha.com/

 

GHCDコーチング協会へのお問い合わせは以下からお願いいたします。

https://ghcdcoaching.com/contact/


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部