0~3歳児ママの6割超が抱える子育ての孤独や寂しさ。産後1ヶ月は特に他者とのかかわりを大切に

ピクスタ株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介、東証マザーズ:3416、以下「ピクスタ」)の家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」が運営するfotowa家族フォト総研は、0歳から6歳の子どもを持つママ約600名を対象に「コロナ禍における出産・育児と孤独感に関する調査」を実施しました。

  • <調査結果サマリ>
    ・ 約7割の0歳ママが子育て中に孤独や寂しさを感じることがある
    ・ 孤独感や寂しさにコロナ禍が影響
    ・ 夫の立ち会い出産がコロナ禍の影響でできなかったという人が32.8%
    ・ 地域で開催されている「母親教室」などに参加できなかった人が44.8%
    ・ 産院に入院中のお見舞いが禁止されていた人が58.2%
    ・ 産褥期に家族や親族以外の人と話をする機会がなかった人が60.1%

<調査概要>
調査名:「コロナ禍のママの出産・育児と孤独に関する調査」
調査対象:0歳〜6歳の子どもがいる既婚女性594名(0歳ママ268名/1-3歳ママ161名/4-6歳ママ165名)
調査期間:2021年4月15日〜4月19日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査元:fotowa家族フォト総研 ( https://fotowa.com/labo )

  • 約7割の0歳ママが子育て中に感じる「孤独や寂しさ」、コロナ禍が影響

「子育て中に孤独や寂しさを感じることがありますか?」という問いに対し、「孤独や寂しさを感じることがある」と回答したママを子どもの年齢別に比較すると、0歳のママは67.5%で約7割、1〜3歳のママは62.7%で約6割、4〜6歳のママは51.5%で約5割と、子どもが幼いほどに孤独や寂しさを感じるママが多いことがわかりました。

また、同回答に対し、コロナ禍であることが影響しているかを問うと、同様に0歳ママの約半数が影響していると回答。さらに、子育て中に孤独感を感じている人ほど、コロナ禍の影響を受けていることがわかりました。

  • 0歳ママの出産前後の実態調査で明らかになったコロナ禍の孤独感の背景

孤独感や寂しさが最も多かった、0歳ママ268名にコロナ禍の出産における実態を追加調査してみたところ、
そもそも出産に対して孤独感があったと回答した人が71.7%いることがわかりました。

孤独感の背景を探るため、更に出産前後の状況について問うと、以下のことがわかりました。

  • 夫の立ち会い出産がコロナ禍の影響でできなかったという人が32.8%
  • 地域で開催されている「母親教室」などに参加できなかった人が44.8%
  • 産院に入院中のお見舞いが禁止されていた人が58.2%
  • 産褥期に家族や親族以外の人と話をする機会がなかった人が60.1%

本来ならば、希望すれば可能だった立ち会い出産や入院中のお見舞いもできなくなり、さらに「母親教室」など地域で開催されるはずだった同年代の子どもをもつママたちとの交流の機会もなく、家族以外と会える機会も持ちづらい状況に置かれていることがわかりました。
こうした実態調査から、コロナ禍で出産したママたちが孤独を感じやすい環境下にあることが推察されます。

  • 特に産後1ヶ月ママに必要な「他者との関わり」

東京情報大学 看護学部 看護学科准教授 市川 香織 先生よりコメント

妊娠出産はママにとって心身ともに非常に負荷がかかります。特に産後1ヶ月〜2ヶ月は出産で大きなダメージを受けた子宮や腟が妊娠前の状態に戻っていく産褥期と呼ばれる期間。ホルモンバランスも大きく変動しているので、体調も気持ちも不安定です。その上、赤ちゃんのお世話で睡眠不足にもなり、家に閉じこもりきりでストレスもたまります。特に初めてのお子さんだと不安も大きく、産後うつなどメンタルに影響が出る方も一定数います。産後うつとまでいかなくとも、マタニティブルーに陥る人も3割ほどいると言われています。
さらにコロナ禍の今、ママたちは社会から人とのつながりが断たれがちです。本来ならば人とつながり、ママも優しい言葉やサポートを受けながら子育てをしていくものですが、それも断たれている今、産後ママたちのストレスは計り知れません。
心身を休めることはもちろんのこと、「他者との関わり」「他者からの優しい声かけ」など、労りと癒しの機会が求められています。

東京情報大学 看護学部看護学科准教授
助産師・育児生活アドバイザー・家族メンタルヘルス専門家
市川香織 氏

千葉大学医学部附属看護学校及び助産婦学校を卒業し看護師・助産師の資格を取得。助産師として、大学病院、国保病院、助産師学校教員、厚生労働省母子保健課、日本助産師会事務。
2013年に一般社団法人産前産後ケア推進協会を立ち上げ、産後ケアをはじめ女性の生涯の健康支援活動に携わっている。2019年8月、周産期メンタルヘルスに対応するための訪問看護ステーションco-co-roを当協会にて開設。NHK Eテレ「すくすく子育て」「まいにちスクスク」にも出演。

  • 他者と関わり、産後ママの癒やしにつながるニューボーンフォト(新生児撮影)

生後三週間以内の新生児の写真を撮影する「ニューボーンフォト」が今、注目を集めており、fotowaでの撮影件数は、2017年から2020年までの3年で約25倍に増加しています。また、長引くコロナ禍で気軽に外出しづらい中、自宅で撮影できるニューボーンフォトの需要はさらに増加傾向にあり需要はさらに増加傾向にあり、2021年の1月〜5月のニューボーンフォト撮影件数はコロナ以前の2019年の2.6倍、2020年の1.8倍で推移しています。

※2021年3月1日に発表したプレスリリース記載したグラフの2020年撮影件数について、本来撮影件数を載せるところ予約件数を掲載しておりました。 上記グラフにて訂正させていただきます。

新生児期にカメラマンが自宅に来て撮影する出張撮影は、貴重な新生児の姿を写真に残すという目的でありながら、撮影時間のカメラマンとのコミュニケーションの時間が「癒しになった」「気分転換になった」という声が集まっています。

<fotowaに寄せられたニューボーンフォト撮影のクチコミ>(一部抜粋)

  • 妊娠中からの疲れに産後の慌ただしさでゆっくり幸せを感じる時間はなかなか作れませんが、出張撮影してくださる時間はとても素晴らしい時間だしその時間が素敵な写真として残るっていいなと心底感じました(2020/08 撮影/大阪府/30代女性)
  • いろんな表情のとってもかわいい写真がたくさん!大満足です!(中略)出産後、自宅で引きこもってたので久しぶりに大人と会話ができたこともとてもリフレッシュになりました♪(2020/09撮影/神奈川県/30代女性)
  • 赤ちゃんにとても優しく話しかけてくださり、思っていたよりも落ち着いて撮影ができました。 コロナの影響で妊娠中から外出や誰かと会うことを控えていたので、産後の良い気分転換にもなりました! (2020/11撮影/東京都/30代女性)
  • 2人のお子様を育てられてるご経験があるとのことで、撮影の合間に育児の相談もさせていただきました。私自身第一子の出産で、慣れない育児でまさに迷っているところが多い中でしたが、青柳さんの優しい人柄に相談もしやすく、不安だったことをお話しでき、撮影プラスアルファで、産後の不安定だった気持ちもケアいただけました。(2021/01 撮影/東京都/30代女性)
  • 初めての育児で精神的にいっぱいいっぱいになる日も多い中、夫婦としてもとても楽しいイベントになりましたし、何より素敵な記念になりました。(2021/05撮影/神奈川県/30代女性)

(写真左・中央上・右)©fotowa青柳理沙 (写真中央下)©fotowaしばたひさこ

fotowaでニューボーンフォトを撮影するフォトグラファーたちの中には、産院等の医療関係者から師事を受けたり、自身の育児経験を活かしたりと、新生児や産後ママに対する知見を持って、赤ちゃんとママに接し、労りながら癒しの時間になるようにニューボーンフォトの撮影を行う人も多くいます。

<fotowaフォトグラファーに聞いた「産褥期のママ」とコミュニケーションで、意識している言動>

  • 私自身5児のママで、出産・育児の経験は豊富なため、出産・育児の喜びも大変さもわかるため、それらについてよくお話しします。産後の里帰り、自宅でワンオペ育児、破水、微弱陣痛、乳腺炎と、帝王切開以外はほぼ経験済みなため、ママの様子を見て、聞く側に徹したり、経験談からアドバイスさせていただいたりしています。
  • ママの体調、育児で困っていることを尋ねたり、出産エピソードを聞くなどして、楽しい雰囲気づくりを心がけています。
  • 「〇〇大変でしょう。」「大丈夫ですよ。」などちゃんとしようとする向きがあることが多いので無理をさせない声がけをしています。

※2020年3月に実施したfotowa登録フォトグラファー向けのニューボーンフォトに関するアンケート調査より回答抜粋

心身の負担の大きい産後、コロナ禍で増すママたちの不安感や孤独感から一時でも開放する撮影時間と、新生児期の姿を写真という形で残す、生まれてはじめての家族イベント「ニューボーンフォト」や「ベビーフォト」、生後1ヶ月程度で行う「お宮参り」、生後3ヶ月程度で行う「100日祝い」、6ヶ月の記念で撮影する「ハーフバースデー」などを通じて、fotowaではママの癒しと家族の思い出づくりを応援してまいります。

  • 家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa」について

「fotowa」は、撮影して欲しい人とカメラマン(以下、フォトグラファー)をつなぐ、家族・子ども向けの出張撮影プラットフォームです。
シンプルな料金設計と、好きな場所に好きなフォトグラファーを指名して撮影予約ができるのが特徴。
マタニティ、ニューボーン(新生児)、お宮参り、誕生日、七五三、卒入園・卒入学、成人式、結婚式の前撮り・後撮り、長寿祝いなど、ご家族の記念日に寄り添う「我が家の専属カメラマン」として、全国のご家族にご利用いただいています。

■ fotowaサービス概要

概要 家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム
依頼料金 [平日]19,800円(税込21,780円)
[土日祝]23,800円(税込26,180円)
[ギフト券]26,180円 ※課税対象外
指名料、出張料、撮影料、データ納品料を含みます
納品枚数  75枚以上(すべてデータ納品)
※撮影時の状況または天候等により、当該枚数に達しない場合もあります。
撮影時間  60分
提供地域 全国47都道府県
保証 全額返金保証
URL https://fotowa.com/
特徴 ・作品・面談・実技の3審査を通過したフォトグラファーのみ登録
・日時場所、作風から好きなフォトグラファーを選べる
・どのフォトグラファーを指名しても同一料金の明瞭会計
・撮った写真は完全データ納品
・納品された写真に満足できなければ全額返金保証
・出産祝いや結婚祝いに出張撮影ギフト券のプレゼントも可能

緊急事態宣言再発令に伴う感染拡大防止策について

https://fotowa.com/funmily/2021/05/coronavirus-3/

【会社概要】
社 名:ピクスタ株式会社 (東証マザーズ:3416)
設 立:2005年8月25日
所在地:東京都渋谷区渋谷三丁目3番5号 NBF渋谷イースト7階
TEL:03-5774-2692 FAX:03-5774-2695  URL:https://pixta.co.jp/
資本金:320,137千円(2021年3月末時点)
代表取締役社長:古俣 大介
事業内容:デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」・出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営
子会社:スナップマート株式会社/PIXTA ASIA PTE. LTD./PIXTA VIETNAM CO., LTD.

 


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部