仕事のストレスランキング。3位:頭痛・肩こりやめまい、2位:焦り・怒りや疲れ、3位は〇〇の落ち込み

正モバイル株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役:新井正恭)が運営する『正モバイル』(https://masamobile.co.jp/)は、20代~60代の男女500名を対象に仕事のストレス症状についてアンケートを実施しました。

正モバイル株式会社が仕事をしている男女500名独自にストレスの症状を調査しました。

仕事ストレスの症状となる代表的な10項目を用意し当てはまるもの全てを選択していただきました。その結果、「気分の落ち込み」が、500名中284人と多くいることが分かりました。

仕事をする上で、ある特定の上司や同僚との人間関係が嫌になったり、職務内容やそれに付随する行動などについて苦手に感じたりすることは誰にもあるのではないでしょうか。

それらは人が社会生活する上で不可避なストレスと言えます。誰もがそのようなストレスに適応しながら生活をしていますが、何がストレスとなるか、そしてストレスへの適応能力は人それぞれです。

ストレスは、さまざまな症状を引き起こし生活に悪影響を与える精神疾患です。

  • 調査概要【正モバイル株式会社がwebでアンケート調査】

調査対象:仕事をしている全国の男女
調査人数:500人(女性320人/男性180人)
調査日:2021年3月7日~4月25日
調査方法:インターネットによる回答

【回答者の年代】

  • 仕事のストレス症状ランキング【男女500名に代表的な10項目のストレス症状を複数選択可能で調査】

【第1位:気分の落ち込み】

・家に帰り、一人反省会をするのですが、気分転換ができず元気が出ません。家事などもなかなかはかどりません。(47歳女性)
・やる気が出ませんが、お世話になった職場なので、無下にもできずジレンマに陥っています。(54歳女性)
・気持ちが落ちるためか時折寝つきが悪く、昼間にそれが応えてしまうことがあります。(35歳男性)

気持ちが落ち込んでいると、明るい、楽しい気持ちになれず、否定的、悲観的な気持ちになります。

気分の落ち込みは、仕事に対するやる気も薄れます。そんなとき、「もしかして、うつ病かも……」という疑念が頭をよぎることもあるでしょう。

【第2位:焦りや怒りやすい、疲れやすい】

・休日の間もリラックスができなくて仕事のことを常に考えております。考えても業績が上がらないことはわかっていますが・・(35歳男性)
・ちょっとしたことで怒りやすくなり、家族にも以前よりイライラしていて怒りっぽくなっていると注意をうけました。自分でも心に余裕がなくなって、常になにかに焦っているような状態でした。(28歳女性)
・常にイライラしているので、他人の些細なミスも段々許せなくなってキツイ態度を取ってしまいます。いつか爆発してクライアント先でも当たり散らすような気がして怖いです。(38歳女性)

仕事のストレスがたまると無気力になったりイライラしたり家族に八つ当たりしたりします。

ささいなことにも反応し、不機嫌になってしまうイライラ感は上司の何気ない態度にも不快感を覚え、強いストレスを感じます。イライラのレベルを超え、強烈な怒りを感じ、我慢できない、という症状もあります。

このように、悲しみや気分の落ち込みとは逆に見えるようなイライラや怒りも、仕事ストレス症状としてあります。

【第3位:頭痛や肩こり、めまい】

・稼働が多いせいか、頭痛やめまいなどの症状や、足腰に疲れを感じることが多い(22歳男性)
・仕事の人間関係のストレスで家に帰っても気が滅入ってしまう、頭痛がひどくなった。(36歳女性)
・肩こりとめまいがすごいです。特に気になるのはめまいで、病院で精密検査してもらっても何処にも異常はなく仕事のストレスで首のまわりや耳のあたりの血流が悪くなっていると言われました。歩いていると何だか体が宙に浮いている感じでフワフワします。(43歳男性)

ストレスによる頭痛は、主に頭を締め付けられるような痛みが生じることが特徴です。

ストレスは私たちの心身の状態を健康に保つ自律神経を刺激し、脳を緊張状態にさせます。さらに、血管を収縮させることで血液の流れが滞り、必要な栄養などが脳に運ばれなくなり、頭痛が引き起こされます。

【第4位:夜眠れない、夜中に目が覚める】

・朝方に目が覚めて寝ようとしても、数時間後の仕事のことが頭をよぎり眠れなくなる(32歳男性)
・残業を終えて帰宅しても気分が切り替えられず気が立った状態のまま寝ると何度も悪夢で目が覚める。(40歳男性)
・仕事で疲れているのに夜眠れない。すぐ起きてしまう。疲れが取れない。(37歳女性)

睡眠にはそのときどきの体や心の状態が顕著に現れます。

疲れているし眠いと感じているのに、なぜか目や頭が冴えてしまいいつまで経っても眠れないという状況は次第に、「明日も仕事だから早く寝なくては」という焦りに変化していきます。そうなるとますます眠れなくなる悪循環となります。

睡眠が十分に取れていない、眠れていても質の悪い睡眠の場合、翌日の仕事に悪影響を及ぼしてしまいかねません。寝不足は判断能力や記憶力を鈍らせ、生産性を著しく下げてしまいます。

【第5位:思考力が低下 】

・抑うつ症状が強く、自分は無価値だと思って落ち込んでしまい無気力になる(28歳女性)
・その人がウロウロしてたり誰かとヒソヒソ話してるのを見ると、イライラして仕事に集中できない。(38歳女性)
・イライラして、集中力を欠いて思考が散漫になります。(56歳女性)

機械ならぬ人間は、休息を取らずに働き続けることはできません。例えば、過度の長時間を労働が続くと、疲労困憊してうつ状態になり、正常な思考力と判断力を失ってしまいます。

思考力が低下すると何をするにも気力が起きない、体がだるく疲れがとれないといった症状が出てきます。

他には、思考力が低下し、会話の量が少なくなります。話しかけても、短くて素っ気ない内容の、途切れとぎれの返事になります。あるいは、まったく答えられないこともあります。

【第6位:趣味が楽しめない】

・サービス残業をすることによって、仕事終わりの時間が減り趣味に充てる時間が少なくなる(27歳男性)
・疲れが全く取れず、帰宅後や休日に何かする気が起きない。夜も中々寝付けず、寝れても夜中に目が覚めることがある。(27歳女性)
・自分の時間が減ることによっていろいろ楽しめない。基本疲れてる(33歳女性)

それまで、大好きで熱中していた趣味やスポーツをしても、「気分が晴れない」「つまらない」「虚しい」としか感じない憂うつ感となります。

何をするのも億劫。症状は朝方に強く出ることが多く、出勤困難に至ることがあります。

【第7位:暴飲暴食など自暴自棄】

・スナックなどの食べ過ぎで腸のもたれと、便秘、下痢の症状があります。(48歳男性)
・所属長がいるときは目眩、頭痛がする。パワハラによるいらだちを解消するために暴飲暴食してしまいコンディションが悪化する。(33歳女性)
・イラつきやすくなったのと、疲れるので間食が増えて体重増加しました。また耳鳴りが常時出るようになり聴力も若干低下しています。(39歳男性)

やけ酒や、やけ食いという言葉をよく聞きますが、ストレスが強まると暴飲暴食に走る人は少なくありません。

ストレスによって食欲中枢を刺激するホルモンが分泌されるため、食欲が増大してしまうからです。さらに睡眠不足も食欲の増大につながります。

【第8位:人と会うのを避ける】

・何を吹き込まれたのか、良好な関係だった人から避けられるようになり、人と話すのが怖くなった。(52歳男性)
・人と会話をするのが苦痛だし、何もしたくないほど気分が落ち込む。ふと何かに強く腹立たしさを感じる。(33歳男性)
・必要以上に疲れやすく、体調を崩しやすくなる。休日は人と会いたくなくなる。ストレスで、持病(神経内科)が悪化したことがあった。(50歳女性)

仕事の人間関係によるストレスを抱えると「人と接すると損をする、傷つく」というマインドになってしまい、人間嫌いになってしまうことがあります。

特に劣等感を抱く可能性がある相手には、会いたくありません。自尊心を傷つけられるのではないかと恐れることで、人と関わるのを避けてしまいます。

【第9位:食欲・体重の減少】

・食欲の低下、腹痛下痢、通勤のために電車に乗ると気分が悪くなる(24歳女性)
・食欲がなくなる。気持ち悪くなり吐き気が出て嘔吐する(37歳男性)
・ストレスがたまりすぎると胃が痛くなって、ものを食べるのが辛くなる。(26歳女性)

仕事が終わって空腹なのに食欲がないのは、ストレスによって交感神経が過度に刺激されているからです。

人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス、過労などの身体的なストレスが続くと、自律神経の交感神経が過剰に刺激されます。そのため、消化吸収を促進する副交感神経の働きが抑えられ、食欲が起こりにくくなります。

食べ物の消化吸収は、副交感神経が優位な状態のときに促進されます。

【第10位:動悸や発汗】

・休憩時間が取れずご飯も食べれない時があり、夜になって退勤しても胃が気持ち悪く頭がボーッとする日があります。(32歳女性)
・就業時間中は常に手汗、足汗をかくようになっている。(30歳男性)
・冷や汗をかく、動悸が起きる、喉が痛くなる、頭が痛くなる(26歳女性)

自律神経とは、意識しなくても、内臓を動かしたり体内の環境を調整している神経ネットワークです。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、これらがバランスを取り合って車のアクセルとブレーキのような働きをしています。循環器系に対しては心臓と血管の働きを同時に制御することで全身の血流を調節しています。

交感神経が興奮すると、心臓では心筋収縮力の増強と心拍数の増加が起こって心拍出量が増大し、さらに全身の末梢血管は収縮します。

  • まとめ

完璧な人なんていませんし、毎日繰り返し直面するストレスによってひどい状態になることは誰にでもあることです。

ストレスが溜まっているのに放置していると、メンタルに大きな影響が出て、出社そのものにストレスを感じるようになってしまうかもしれません。

すこやかに働き続けるために重要なのは、ストレスのサインを早期に察知することと、自分なりの解消法を見つけておくことです。

現代はストレス社会と呼ばれており、ストレスとうまく付き合っていくことができるかどうかが生きやすくなるポイントになります。

■会社概要
商号  : 正モバイル株式会社
代表者 : 代表取締役 新井 正恭
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2F
事業内容: Webメディア運営事業
電話番号 :070-4333-9199
メール:asm@masamobile.co.jp
URL : https://masamobile.co.jp/

 


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部