マヌカハニーが免疫細胞「マクロファージ」の働きを活性化することを実証

ピアス株式会社 ヴェーダヴィ事業部(本社:大阪府大阪市)は、コロナ禍で多くの人が健康不安を抱える現在の状況を、食の力でサポートしたいという想いで日々活動しています。
この度、「マヌカハニー」の日々の健康維持への効果について神戸学院大学大学院 薬学研究科 (所在地:神戸市中央区) 水谷健一特命教授とピアスグループ中央研究所との共同研究を実施。「マヌカハニー」の免疫細胞活性効果を検証し、高い活性効果があることが判明しました。
  • 実験結果トピックス
〇マヌカハニーが、免疫細胞「マクロファージ」の働きを活性化することを実証。
細菌やウイルスから私たちの体を守る免疫細胞。中でも特に重要な役割を担っている免疫細胞「マクロファージ」を使った実験により効果を検証した結果、マヌカハニーが「マクロファージ」に強力な活性効果をもたらすことが明らかになりました。
〇マヌカハニーの免疫細胞「マクロファージ」活性効果は、一般的なはちみつの30 倍以上、また強い免疫活性効果があることで知られるLPS※の2倍以上も強力であることが判明。
マヌカハニーと一般的なはちみつの「マクロファージ」活性効果を比較したところ、一般的なはちみつの30倍以上も強力な効果があることが分かりました。さらに、免疫細胞活性効果が知られている他の成分と比較したところ、玄米など穀類、海草、野菜にも含まれるLPS(リポポリサッカライド)と比較しても2倍以上も強力な効果があることが分かりました。

※ LPS(リポポリサッカライド)は、穀類、海草、野菜などに多く含まれている微生物由来の成分。

  • 研究背景

人の免疫力は20歳前後をピークに40代ではその半分まで低下すると言われています。
現在、コロナ禍で免疫力への関心が高くなっていますが、特にウイルスが活発化する冬こそ体を守るために免疫力を高めることが重要です。
免疫とは体外から侵入してくるウイルスや細菌などの病原体から体を守る仕組みで、「自然免疫」と、「獲得免疫」の2種があります。免疫力を高めるためには、未知の病原体に対しても攻撃をすることができ、体を守る第一線で活躍している「自然免疫」を活性化させることが大切です。
ピアス株式会社  ヴェーダヴィ事業部では、神戸学院大学大学院 薬学研究科 水谷健一特命教授とピアスグループ中央研究所の協力のもと、免疫力アップに効果的と言われているマヌカハニーが「自然免疫」の中でも重要な役割を担っている、免疫細胞「マクロファージ」の免疫活性にどれだけ効果があるかを検証することに着手しました。

  • 実験概要・結果

・実験概要
実験目的:マヌカハニーによる免疫細胞マクロファージの免疫活性効果の検証
サンプル:マヌカハニー(MG値550)、LPS、はちみつ※
実験方法:マクロファージに、マヌカハニー(MG値550)、LPS、はちみつを添加し、
24時間後にマクロファージの活性化度合を示す、「IL-1β遺伝子発現量」を測定
※   輸入量(国内シェア)が中国に続いて第2位のアルゼンチン産の百花蜜

・実験結果
○マヌカハニーが免疫細胞「マクロファージ」の働きを活性化することを実証
これまでマヌカハニーは、ピロリ菌やインフルエンザウイルスなどの特定の細菌・ウイルスを排除する効果があると立証されてきましたが、今回の実証実験で体内に侵入してきた細菌やウイルスを最初に攻撃する免疫細胞「マクロファージ」の働きを活性化することが分かりました。
活性化すると、マクロファージから産出されるたんぱく質(IL-1β)量が増加。このたんぱく質はマクロファージ以外の免疫細胞も活性化させるので、細菌やウイルスを攻撃する力がさらに強くなります。

○マヌカハニーの免疫活性効果は、一般的なはちみつの30倍以上、LPSの2倍以上も強力であることが判明
マヌカハニーによるマクロファージの免疫活性効果は、一般的なはちみつの30倍以上、玄米などに多く含まれる成分LPSの2倍以上も免疫活性効果が強力であることが確認できました。

  • 水谷特命教授のコメント

 

神戸学院大学大学院 薬学研究科 水谷健一特命教授《プロフィール》

2002年京都大学大学院 人間・環境学研究科修了(博士(人間環境学))。京都大学 再生医科学研究所研究員、ジョンズホプキンス大学医学部研究員、同志社大学 准教授を経て、2017 年より現職。

今回、ピアスグループ中央研究所との共同研究で、マヌカハニーの免疫細胞活性化効果を調べましたが、培養細胞を用いた試験とはいえ、これほど高い活性が認められたことに驚いています。
実際に、私の研究室の学生でも、マヌカハニーを飲用することで、風邪気味の体調が良くなったということがあり、その効果を実感しています。
私たちは日々、様々な細菌やウイルスにさらされており、そのような外敵から身体を守るためには、免疫機能を高めておくことが重要です。マヌカハニーは身体の免疫機能を高める有用な食材の一つであると思います。今回の研究成果については、今年の3月に広島で開催される日本薬学会第141年会で発表する予定です。

「免疫に関するQ&A」
Q1.免疫細胞は体のどの部分に存在しているのか?
A1.免疫細胞は、全身に張り巡らされている血管とリンパ管の中で、血液とリンパ液にのって循環し、外部からの侵入者である抗原(細菌やウイルスなど)を常に探しながら、頭から手足の先まで監視してくれています。

 Q2.マクロファージはどのような働きをするのか?
A2.マクロファージは、血液中にいる白血球と呼ばれる細胞の一種で、全身に分布しています。マクロファージの役割は、体内に侵入した細菌やウイルスなどを食べて消化して死滅させる食作用で、このことによって細菌やウイルスの広がりを早い段階で食い止めることができます。

 Q3.免疫を高めると言われている「腸活」と、今回の「免疫細胞の活性化」の違いは?
A3.「腸活」は、腸内細菌のバランスを整えて、免疫力を含む、体が本来もつ力を高めます。一方、今回確認された「免疫細胞の活性化」は腸内細菌を介さず、直接免疫細胞に働きかけ、免疫力を向上させます。

 Q4.免疫を一度高めたら、下がらないのか?
A4.ストレス、生活習慣、加齢が原因で、マクロファージの働きは弱まり、免疫力も低下することが知られています。このため、食事から得られる栄養成分、睡眠の質と量、運動などの生活習慣の改善は、免疫力を高めるためには大切になり、この習慣を日々継続することが免疫を維持するためには重要となります。

 Q5.コロナ禍において、免疫を高める効果は?
A5.どこでコロナに感染してもおかしくない今、ウイルスに対抗できる免疫力を身につけておくことは重要です。免疫力は20歳前後を境に下がり始め、高齢になればさらに低下するとされていることから、免疫を高める工夫が大事です。

  •  マヌカハニーについて

マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するマヌカの花から採蜜できる貴重なはちみつ。
マヌカの花は1年のうちでたった4週間程しか咲かないため、マヌカハニーを採蜜できる期間は限られており、ニュージーランドでは‟はちみつの王様“とも呼ばれています。
マヌカハニーは抗菌性・抗炎症作用があり、風邪・インフルエンザ予防やのどの痛みの緩和、ピロリ菌の抑制、花粉症など1個でマルチな健康効果が期待されています。

 


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部