増える新たなハラスメント。出社強要など「リモハラ」「テレハラ」の発生が明らかに
▷約4割が会社もしくは部署の中でハラスメントがあると感じている!
▷オンラインでも約3割が“ハラスメント”を感じている!
▷テレワーク導入企業は全体の3割程度!
▷オン・オフライン問わず、男性の方がハラスメントを感じている!
▷出社強要など新たなハラスメント「リモハラ」「テレハラ」の発生!■調査内容
全体の約4割の人が、会社や部署中でハラスメントがあると感じていました。また、男女ごとにみると、ハラスメントがあると感じる女性が37.6%なのに対して、男性は42.5%と女性よりも男性のほうがハラスメントを感じているということが判りました。
<Q1で会社や部署の中で、ハラスメントがあると感じる人の意見(抜粋)>
・大声で乱暴な言葉で怒鳴られている人がいる
・隣の席の人に匂いやキーボードのタッチ音、返事をしてもらえなかったり、冷たく返答されたりする
・意見を聞かれることなく、強制的にやることを指示される
・自由な意見が言いにくい雰囲気を醸し出してくる
・あからさまに悪口言ったり一定の人を仲間外れたりしている
・ノルマはないと言われて入社したのに、「目標」(実質ノルマ)を達成しろと毎日言われる。
・上司が部下をいじる
・上司の喜怒哀楽が激しい
・上席者が他の社員の前で特定の社員を叱りつける
・他の人にもミスがあるはずなのに自分がミスをすると、感情丸出しで嫌味を言う上司完璧に差別。
・ボディタッチをされる
・上司が性的な言葉を普通に使う
・産休で休んでいる女性に、上司が「休めていい」など陰口をたたいているのを聞いたとき
・女性に、次はいつ子供を産むのかと、役員が顔を見るたびに言う
・妊娠中に切迫で休まなければいけなくなった時、妊娠は病気じゃないんだからと何度も言われた
・容姿に対する批判
・育休中なのに職場に出向かないといけない空気を作られている
在宅勤務の導入については、コロナ禍での調査であったものの、国の指針とは大きく乖離する全体の約3割程度しか導入していないことが判りました。
全体の3割が在宅勤務中でもハラスメントがあると感じていることが判りました。男女ごとにみるとQ1と同様で女性と比較して男性の方がハラスメントを感じているという結果になりました。
<Q3で会社や部署の中で、在宅勤務でも、ハラスメントがあると感じる人の意見(抜粋)>
・なんとなく無視される
・コミュニケーションがない
・チャット上でのいやがらせなど
・仕事をしていないと決めつけている
・成果を執拗に求められる
・電話などよくかかってくる
・時間外やお昼時間に在宅勤務者に不急の電話をしているのを見たとき
・勤務時間外のメールの一方的な送信、携帯電話への時間外電話
・会社に来ていることを良しとされる
・リモート側と出社側でテンションの違いが出やすいからハラスメントに繋がる発言もでやすい
・「出社しなきゃ、仕事できないですよね?」と強要される、「いつ出社するんですか?」と電話がくる
・対面じゃないのを良い事にいつもよりふざけた発言がある
・自宅を撮すことになるのでいろいろ気を使うから
■調査概要
調査テーマ:「企業のハラスメント」に関する調査
調査対象:全国の会社員男女 718名(男性:308名、女性:410名)
調査期間:2020年12月22日~29日
調査方法:インターネット調査
■「産業医クラウド」とは
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■メンタルヘルステクノロジーズ 会社概要
『社会と医療の通訳者』をビジョンとし、クラウドの活用と医療職ノウハウを“わかりやすく”伝えることで「メンタルケア」を実現することを目指す企業です。
厚生労働省が唱える4つのメンタルヘルスケアをもとに、企業の健康経営を促進するためのクラウドサービス「EPLIS(エルピス)シリーズ」を展開し、延べ利用社数は約800社を突破しました。ウェブ面談ツールを用いて、メンタルヘルス専門の産業医や産業医保健師に相談ができるサービス「ELPIS-オンラインカウンセリング」や、会社を通さずにメールで個人的な健康相談を専門医に相談可能な「ELPIS-ケアーズLite」などを提供しています。
Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部