住まいの快重視上昇!①「ぐっすり眠れる」②「家族とコミュニケーションできる」③「リラックスできる」

旭化成建材株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山越 保正)快適空間研究所(以下、「快適空間研究所」)https://www.atatakazoku.com/ は、新型コロナウイルス感染拡大防止を受けて急速に広がった在宅勤務をしている人々の住まいと暮らしの実態を把握するため、調査を実施しましたのでご報告します。
本調査は、首都圏と関西圏の戸建住宅にお住まいの“共働き夫婦”で、昨年の1回目の緊急事態宣言が解除された後の2020年6月以降も在宅勤務をしたことがある人を対象に、住まいに対する価値観、在宅勤務に対する意識や暮らしの満足度の変化、室内環境への意識等について、2020年9月に実施しました。
◆「快適空間研究所」公式サイト:https://www.atatakazoku.com/
■調査結果トピックス
1.新型コロナウイルス流行前と比べて「在宅の仕事のしやすさ」が、住まいでもっとも大切に

  • 新型コロナウイルス流行前と比べて、生活価値観・生活信条が変わった人は57.2%と半数以上。
  • 住まいで大切にしている上位3つは「ぐっすり眠れる」63.3%「家族とコミュニケーションできる」61.4%「リラックスできる」59.3%。
  • 新型コロナウイルス流行前と比べて住まいでより大切になっていることは、「在宅の仕事のしやすさ」が31.6%、「家族とコミュニケーションできる」が26.7%となった。家族とコミュニケーションできることの重要性は変わっていないことが分かった。

2.新型コロナウイルス収束後も在宅勤務の割合を半数以上にしたい人が6割を超える

  • 新型コロナウイルス収束後も在宅勤務の割合を半数以上にしたい人は62.9%。
  • 在宅勤務のメリットは、「通勤しないことによる心身ストレス軽減」48.7%、「通勤の時間が省けてその時間を仕事など自由に使える」48.0%、「家族と過ごす時間が増える」40.7%など、「ストレス・健康」、「時間」、「家族との過ごし方」に関する項目など数多く挙がった。
  • 新型コロナウイルス流行前より、家族との過ごし方が良くなったと回答した人が多く、なかでも、30代、長子年齢が小さい人ほど、良くなったと回答している割合が高い。

3.在宅勤務をしている場所の室内環境で大切にしているのは「温度」「昼間の明るさ」

  • 在宅勤務をしている場所は「居間」50.6%と最も多いが、理想は「書斎」。
  • 在宅勤務をしている場所の室内環境で大切にしている上位2つは、「温度」「昼間の明るさ」。
  • 在宅勤務をしている場所で大切にしているのは、「集中」「リラックス」となった。「リラックス」は住まいで大切とする方が多かったが、「集中」が「リラックス」を超えている。

■主な調査結果(抜粋)
1.新型コロナウイルス流行前と比べて「在宅の仕事のしやすさ」が、住まいでもっとも大切に

住まいの中で何を大切にしたいと思っているのかについては、「ぐっすり眠れる」「家族とコミュニケーションできる」が60%以上となっています。続いて、「リラックス」「安らぎが得られる」と、住まいでゆったりと過ごすことに関する項目が続き、住まいとは、家族とともに心身の休息をとる場であることが確認できました。
次に、新型コロナウイルス流行前と比べてより大切になっていることは、「在宅の仕事がしやすい」が31.6%と最も多くなっています。また、「家族とコミュニケーションできる」は、「住まいで大切にしたいこと」と同様、2番目に挙がっており、コロナ禍で家族の大切さを再認識するとともに、新しい生活様式が浸透している様子が伺えます。

2.新型コロナウイルス収束後も在宅勤務の割合を半数以上にしたい人が6割を超える
新型コロナウイルス収束後も在宅勤務の割合を半数以上にしたいと考えている方が62.9%にも上り、特に、週3日以上在宅勤務をしている人では、その割合が8割を超えています。在宅勤務のメリットを活かしながら、今後も在宅で働きたいと考えている人々が存在することがわかります。

 

3.在宅勤務をしている場所の室内環境で大切にしているのは「温度」「昼間の明るさ」
昨年の夏、在宅勤務をしている場所の環境で大切にしていたのは、「温度」が63.3%と最も多く、快適な室温で仕事をすることが大切だと考えている人が多いことがわかりました。また、「昼間の明るさ」が40.7%と続いているのは、昼間の室内の明るさとオフィスの明るさの違いがこの結果となった一因であると思われます。

>その他調査結果の詳細はこちらからご覧頂けます。
本調査の詳細は、旭化成建材 快適空間研究所(https://www.atatakazoku.com/info/research/2245)よりご覧いただけます。

■調査概要
〇調査目的:2020年6月以降に自身がテレワークを実施した経験を持つ共働き夫婦の、コロナ禍における価値観、暮らし方、住まい方への意識・行動及び評価などを把握するため。
〇調査時期:2020年9月28日(月)~2020年10月7日(水)
〇調査対象:1.関東(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)関西(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県)2.30~59歳男女 持家戸建住宅居住者 3.共働き夫婦 4.2020年6月以降、自身テレワーク経験者(回答者数:757)

■【旭化成建材株式会社 快適空間研究所について】
「あたたかい暮らし」の実現をビジョンとして掲げ、生活者の温熱環境への意識調査・研究する組織として、2014年に発足。良質な空間と暮らしの創造を目指している。2015年、社外メンバーとともに「あたたかい暮らし研究会」を設立。研究所の主な活動として、1.戸建住宅の温熱環境と生活実態の調査による居住空間での温熱環境ニーズの発掘、2.活動方針に共感いただける社外の関連企業、大学等の研究機関、行政、生活者等との共創、3.研究成果の社会や生活者への情報発信を実施。著書に『あたたかい暮らしのヒミツ』(エクスナレッジ)がある。
https://www.atatakazoku.com/

 


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部