カメラオンで最も気になるのは「ボサボサ」髪!髪ダメージに必要なのはビオチン・パントテン酸などの栄養素
在宅勤務が増えたことにより、オンライン会議やセミナー、さらにはオンライン飲み会も登場するようになり、コミュニケーションのとり方が大きく変わっています。感染防止策をとらなければいけない日々はまだまだ続くと予想され、オンラインでのコミュニケーションの機会は今後もしばらく継続するとみられます。
そのような中、バイエル薬品株式会社(本社:大阪市北区、以下バイエル薬品)では、急増するオンライン会議や飲み会におけるパソコンやスマートフォンのカメラ越しならではの悩みについて調査を実施。多くの方が髪に関する悩みを感じていることがわかりました。
※2020年7月27日~2020年7月31日 バイエル薬品株式会社調べ
インターネット調査 調査対象:女性287名
オンライン会議や飲み会において、カメラをオンにしたくないと答えた人は78%と約8割を占め(グラフ1)、より見た目の印象を左右すると思うパーツについては、最も多かった「目」に続いて「髪」と回答した人が、287人中165名もいることがわかりました(グラフ2)。
また、髪で気になるのは「ぼさぼさ」と答えた人が最も多く、白髪よりも気にしている人が多いことがわかっています(グラフ3)。
また、グラフ3の結果で、「ぼさぼさ」以外に回答が多かった「まとまらない」「ツヤがない」「うねり髪」の悩みについては、多くの方が1年を通して悩んでいることが判明しました(表4)。
これらのトラブルは、『プレニアリーダメージ』によるものであることがわかっています。
プレニアリーダメージとは?
髪はカラーやパーマだけでなく、日常的な洗髪やドライヤーによる乾燥、紫外線の影響など様々な要因によって日々ダメージを受けています。プレニアリーダメージとは、“年中”、“長年にわたって”、“常に”ダメージを受けている髪の状態です。
毛髪はおもに、最表面のキューティクル、毛髪の本体内部にあたるコルテックス、毛髪の芯の部分に位置するメデュラ(毛髄質)から構成されています(図1)。その最表面のキューティクルは、様々な脂質(脂肪酸)で覆われており、その主成分であり、毛髪にとって重要な脂肪酸が、18-メチルエイコサン酸(18-MEA)です。18-MEAは、ヒトでは毛髪のキューティクルにのみ存在し、摩擦をおさえたり健康な毛髪の滑らかさに寄与しています(図2)。 井上滋登:表面科学 32(5),287-293(2011)
【髪の内部を守るキューティクル】
髪を外的刺激から守っているのがキューティクルです。硬いたんぱく質でできているキューティクルは、ウロコのように重なり合い、濡れると開いて乾くと閉じる構造です。キューティクルは、熱や摩擦などのダメージによってはがれやすく一度はがれてしまうと再生できません。なめらかな手触りと髪の艶やハリをキープするには、キューティクルをケアすることが大切です。
【髪の中間部分にあるコルテックス】
髪の中間部分に存在するコルテックスは、たんぱく質や水分、脂質、メラニン色素を含み、強さや弾力、太さ、色に関係する組織です。ブリーチやヘアカラーを頻繁に行うと、このコルテックスがダメージを受け、髪の艶を失う原因となります。1本1本の髪を健やかに育むためには、コルテックスへのダメージを防ぐことと、髪の土台となる頭皮を健康的な状態に整えておくことが大切です。
【髪の毛の中心にあるメデュラ】
髪の中心にはメデュラといわれる、柔らかいたんぱく質と脂質でできた組織があります。髪の強度や弾力に関係しています。
しかし、この18-MEAは外的なダメージに弱く、過度なヘアカラーやパーマ、さらには日常的に使っているドライヤーの熱や日々の紫外線への暴露、乾燥などにより、失われてしまうのです。18-MEAの消失により傷ついたキューティクルは、毛髪表面の引っかかりや、絡みやすくなるといった手触りだけではなく、スタイルが整わないといった見た目にも影響をもたらし、髪の美しさを損なう原因となります。井上滋登:表面科学 32(5),287-293(2011)
日常生活で髪を傷めてしまう機会は避けられませんが、上手くケアをしてあげることで髪を健康な状態に維持していくことは可能です。
健康な髪を保つために必要なケアとは
髪のケアで多くの人が取り入れているトリートメントは髪の表面をきれいに整え、なめらかにしてくれます。一方で、一時的なケアとなり一度はがれてしまったキューティクルを再生することはできません。根本的な解決のためには、「外側からのダメージの機会を減らすこと」と「内側からケアをしていくこと」、これら両方向からのアプローチが大切です。
■髪ダメージを減らすためにできること
日々の生活の中で、ダメージを減らす具体的な対策としては、髪の紫外線対策や、ドライヤーで髪を乾かすときに髪の毛からドライヤーを離して使うなどがあげられます。例えば、ドライヤーは使い方を間違えると、自然乾燥に比べ髪の表面にダメージを及ぼしますが、髪の毛から15㎝離して使うと自然乾燥よりもダメージが少ないことが報告されています※1。
他にも、髪は低温低湿よりも高温多湿の環境の方が、摩擦係数が小さくなり、髪が柔らかく、「なめらか」になることが報告されています※2。乾燥が気になるこれからの季節は室温や湿度を調整して、髪に負担の少ない環境を整えていくのも有用と考えられます。
※1 Maria Fernanda Reis Gavazzoni Dias:Int J Trichology 7(1),2-15(2015)
※2 河野弘美:J.Soc.Cosmetic.Chem.Jpn 33(4),377-385(1999) 注)本研究では,環境条件を次のように設定している.標準:20℃, 65%RH / 低温低湿:15℃, 30%RH / 高温高湿:30℃, 80%RH
■インナーケアで内側から健康な髪に
外側からのダメージに負けないためには、内側から髪を丈夫にしていくことも重要なポイントです。
髪の毛は、毛細血管から運ばれてきた酸素や栄養を毛乳頭でキャッチし、そこから毛母細胞が細胞分裂を繰り返しながら、やがて髪として成長していきます(図3)。健康な髪のためには、毛根にしっかり酸素や栄養が届くよう、十分な栄養バランスのとれた食事を心がけたり、血行を整えておくことが必要です。
【髪の主成分】
髪は肌の角質が変化したもので、ケラチンというたんぱく質でできています。
ケラチンは、L-シスチン(シスチン)やグルタミン酸、アルギニンをはじめ18種類のアミノ酸で構成され、その割合によって髪や爪の硬ケラチン、肌の角質となる軟ケラチンに分けられます。
【健康な髪を保つために必要な栄養素】
■L-シスチン…18種類のアミノ酸のなかで、最も多く含まれます。L-シスチンは髪にコシやハリをもたらし、太く丈夫な髪をつくる効果があります。
■ビオチン…ビタミンB群のなかで、健康的な肌をキープするために必要な栄養素です。ケラチンの合成を助け、髪のハリ・コシをサポートする役目を担っています。
■パントテン酸…忙しい毎日を支え、肌や髪の艶やハリをサポートしてくれるビタミンです。
■ビタミンA…肌のターンオーバーをサポートし、頭皮の健康を保ちます。
■ビタミンC…コラーゲンの生成に必要で、抗酸化作用もあり、頭皮の健康維持に働きます。
■ビタミンE…血行を整える働きによって、頭皮と髪に必要な栄養を運び、髪の成長をサポートします。
■亜鉛…たんぱく質の代謝を促すミネラルで、髪の成長を促します。
秋から冬にかけ、乾燥が気になる季節がやってきます。長年の『プレニアリーダメージ』に対し、インナーケアで髪の乾燥トラブルに備え、オンライン会議、オンライン飲み会にも楽しく参加しましょう。
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※3 Nicolas Hall の2018年データより(Priorinブランドとして)
※4 原生薬比17~21:1(原エキス)
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内容量:29.5g(246mg×120粒)/ 1日4粒目安 30日分
原産国:日本
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TEL : 0120‐415‐128 受付時間 9:00‐17:30 (土日祝日および当社休業日を除く)
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Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部