欧米発!働く×休暇のワーケーション。最も興味を示すのは30代
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<調査サマリー>
✔ ワーケーションに関心を持つ方は30代が最も多く、次いで20代
✔ ワーケーションに取り組みたいと考える方の半数以上が関東圏在住
✔ 1ヶ月のうちワーケーションに取り組める日数は、平均7日程度
✔ ワーケーションにより得たい価値や体験は、各世代によって大きな差
<調査概要>
・調査日 :2019年5月~7月
・調査方法 :インターネット調査
・調査人数 :140名
・調査対象 :全国20~60歳の男女
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■ワーケーションについて
ワーケーションとは、仕事(WORK)と休暇(VACATION)を組み合わせた造語で、多様化する価値観に対し、それぞれの幸せを求める個人が時間や場所にとらわれず地域で自由に働く=生きる方法として、これに取り組む方も増えつつあります。
また2019年7月、全国的な自治体間連合「ワーケーション自治体協議会」の設立に向けた協力確認書(ワーケーション・スタートアップ宣言)の署名式が行われるなど、全国的に盛り上がりを見せています。
■ワーケーションに関心を持つ方は30代が最も多く、次いで20代
ワーケーションを実践したい方の数は30代が最も多く、次いで20代、40代と続きました。50代以降となると、大きく減る結果となっています。
ワーケーションを実践したい方のうち、それまで積み重ねてきたキャリアや、地域に貢献できるスキルに対してある程度の自信を持つには一定の経験が必要で、その結果がこの平均年齢に現れていると考察します。
また男女別に見ると、男性では、30代の方が多いのが特徴的。一方で、女性は20代からワーケーションに実践したいという方が増える結果となりました。
■ワーケーションに取り組みたいと考える方の半数以上が関東圏に在住
ワーケーションに関心のある方が現在住んでいる場所を訪ねたところ、40%弱の方が東京在住という結果となりました。また、神奈川・千葉・埼玉を含め、関東圏だけで過半数となる約62%を占めています。
次いで、ワーケーションに取り組みたい方の居住地として多いのは、愛知・兵庫・大阪など都市部が目立つ結果となりました。
広義では、ワーケーションは「地域から都市部に行って仕事すること」も含まれますが、現時点で関心が高いのは、「主に都市部の方々が地域を訪れる」ものと言えます。
■1ヶ月のうちワーケーションに取り組める日数は、平均7日程度
次に「1ヶ月のうち、ワーケーションに取り組めるのは何日程度?」という質問を行ったところ、「最大4日程度」と答える方が半数以上を占めました。また、全体を通じての平均日数は「7日間」となりました。
これは1ヶ月のうち、約4分の1を、現在の拠点以外で過ごせる(過ごしたい)という意欲の意欲の現れと言えます。
また、男性に絞った場合、1ヶ月のうち1~2日程度という方が25%、3~4日という方が41%を占め、男性の方がワーケーションに費やせる日数が少ない結果となりました。
一方、女性に絞った場合、1ヶ月のうち「9~15日程度参加したい」という方、「それ以上参加したい」という方が男性と比較し約2倍となり、比較的ワーケーションに対して積極的であることが伺えます。
■ワーケーションにより得たい価値や体験は、各世代によって大きな差
次に「ワーケーションにより、どんな事に取り組んでみたいか」を調査したところ、世代によって大きくモチベーションが異なることが分かりました。
20代では「休日を活用し、副業等で収入を増やしたい」という金銭的なニーズが上位に挙がる結果となっています。また、じっくり旅をしたいというニーズは低く、「ワーク&バケーション」のうち、「ワーク」に重きを置いていることが伺えます。
30代では、20代と対象的に「じっくりと旅をして、地域資源やチャンスを見つけたい」というニーズが最も高い結果でした。また一方で、こちらも対象的に、収入を増やしたいというニーズは低く、このことより、ワーケーションにより得たい体験や価値を、ある程度長期的な目線で捉えていることが伺えます。
40代では「自分のスキルを試したい」というニーズが最も高くなる結果となりました。
「多拠点を短期間でめぐり、多くの地域の魅力に触れる」というニーズは各世代ともに高くまた、各世代通じて、「起業したい」というニーズも一定数存在していることがわかります。
■その他、ワーケーションで取り組んでみたいこと(自由回答)
- 商品・サービス・ビジネスなどの企画、マーケティング、また宣伝関連のグラフィックデザインなどに携わりたい。プロジェクト経験をキャリアやポートフォリオ的なものとして蓄積していきたい。(20代女性)
- ネットには載っていない各地方独自の体験を地元の人たちとコミュケーションを取って、知り体験しそして伝えていきたい。(20代男性)
- 今の仕事には不満はないが、自分自身ができること、生きていけるようなスキルや知識を身につけて行きたい。方向性を定めるためにもいろいろな経験ができればと思う。(30代女性)
- 魅力があるのに、発信力や表現が足りない地域を自分の撮影スキルを使って魅力を伝えたい。(30代男性)
- 短期的な転職イメージで、様々なジャンルの企業に参加したい。自分の新たな適性に気づくチャンスに繋がると思うため。(30代女性)
- クライアントワークを減らし、自分たちでものづくりをして生きていきたいと思っており、テーマを探している。世界中の眠れる資源に、アンテナを貼っている。(30代男性)
- インタラクティブアートやVJを使ったイベントを開催し地方創生に役立てたい。(40代女性)
- ・ご当地名物や名所を活かしたイベント企画や、全国各地での中高生へのキャリア教育の実践、地域性に合わせたイベント型婚活支援等を行いたい。(40代男性)
※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【㈱アドリブワークス/WORKATORS調べ】とご明記ください。
■『WORKATORS(ワーケイターズ)』について
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Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部