朝活にも積極的。平日最も早起きなのは働き盛りのあの年代!?

~男性は朝を有効に使いたい、女性は自分のために使いたい~

                                        <朝の活動に関する意識調査>
  国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』の第84号として、朝の活動に関する意識調査の結果をご紹介します。バックナンバー https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html

 

  • 平日いちばんの早起きは働き盛りの50代最も“朝に弱い”のは何

朝の始業前の時間を利用して、趣味や体操、勉強会への参加などの活動を行う“朝活”が注目されています。そこで今回は、朝の活動をテーマにアンケートを実施。朝の活用法や、朝に活動するメリットなどについてまとめました。

 始めに、朝の起床時間を平日・休日別に尋ねました。すると、平日では、「午前6時台」が35.2%で最も多く、次いで「午前7時台」21.8%、「午前5時台」19.6%の順。「午前6時台」までの数値を合わせた“〜午前6時台”計は62.9%となり、6割超の人が平日は午前7時までに起床しているとわかりました。一方休日では、「午前7時台」が26.3%で最も多く、次いで「午前6時台」21.3%、「午前8時台」19.6%の順。“〜午前6時台”計は35.5%となり、やはり休日にはゆっくりしている人が多いようです。

男女別に見ると、平日は“〜午前6時台”計が、男性では64.5%であるのに対し、女性では60.4%。男性のほうが4.1ポイント上回りました。休日では、男性39.2%に対し女性30.0%とその差はさらに広がり、9.2ポイント差。男性のほうが早起きで、“朝に強い”ことがうかがえます。
性年代別の傾向を見ると、平日の“〜午前6時台”計が、男性では30代で52.1%と最も低く、50代で71.6%とピークに。60代以上では再び下降しています。女性でも、20代で43.8%と最も低く、50代で67.1%とピークに達し、60代以上では下降。男女ともに、働き盛りの50代で最も“早起き”しているとわかりました。

一方、休日になると、“〜午前6時台”計は男性では70代以上で55.9%と最も高く、次いで60代の44.3%。女性では60代の40.0%が最も高く、次いで70代以上の36.0%となり、高齢層ほど高くなる傾向が。平日で最も“早起き”だった男性の50代は39.3%、女性の50代は35.4%と、それぞれ平日の半数近く。平日との差が顕著でした。

平日・休日ともに、“〜午前6時台”計は年代が下がるほど低くなる傾向が見られ、最も低かったのが女性の20代。休日では“午前7時台〜”計が20代・30代女性で83.3%と8割を超え、平日でも20代女性で56.2%と過半数でした。若年層の女性は“朝に弱い”と言えそうです。

 

  • 「自由業」がうらやましい?朝いちばん早起きしている職業は

平日の起床時間の結果を職業別に見てみました。すると、職業によって起床時間の傾向に違いが見られました。“〜午前6時台”計が最も高かったのが「公務員」の79.0%、次いで「会社員」の73.7%でした。「公務員」の約8割が朝7時までに起床していることがわかります。時間項目別に見ても、「午前5時台」が26.8%、「午前4時台」が15.2%と、他の職業と比べ、突出して高くなっていました。

反対に、「自由業」「自営業」では数値が低く、時間にしばられない生活スタイルを反映していると考えられます。“午前7時台〜”計は、「自由業」で68.0%と最高値。7割近い人が午前7時以降に起きています。毎日早朝に起きている「公務員」や「会社員」の人は、うらやましいと思うかもしれません。

 

  • 朝、SNS・インターネットを最も使用しているのは若年層?高齢層?

次に、朝の時間を利用してどんな活動をしているかを聞きました。すると、1位「テレビ・ラジオの視聴」36.0%、2位「新聞の閲読」30.2%に続いて、3位に「SNS、インターネット」24.9%がランクイン。朝は「テレビ・ラジオ」や「新聞」などで情報収集を行っている人が多いようですが、情報源として「SNS、インターネット」が「新聞」「テレビ・ラジオ」に迫る存在になっていることがわかります。

4位以降は1ケタとなりますが、4位「ラジオ体操・ストレッチなどの体操」、5位「ウォーキング」、6位「(録画していた)ビデオなどの鑑賞」と続きました。「体操」や「ウォーキング」などの身体活動に続き、6位に入った「(録画していた)ビデオなどの鑑賞」。観たかった番組の録画や映画のビデオの視聴は意外に時間がかかります。朝の時間なら誰にもじゃまされず楽しめるのかもしれません。

男女差に注目すると、上位3項目は男性のほうが高く、特に「新聞の閲読」では男女差が9.2ポイントと最大に。一方で、女性のほうが男性より高く、その差が最も大きかったのが「夕食などの食事の仕込み(朝食は除く)」で、5.7ポイント差でした。
性年代別では、全体的に若年層ほど低く、年代が上がるほど高くなる傾向が見られます。“若者のもの”というイメージの強い「SNS、インターネット」も、男性の70代以上で40.3%と最も高く、男性の30代の約2倍の数値。むしろ若年層は「朝」に限らず、一日中、SNSやネットに親しんでいるとも想像されます。「特にない」が、若年層ほど高く、年代が上がるほど低くなる傾向も顕著。特に男性の70代以上では7.0%と1割以下。高齢層は目覚めが早く、しかも、その時間を積極的に活用していることがうかがえます。

 

  • 朝を有効に使いたい男性、自分の時間がほしい女性

今度は、なぜ朝の時間帯に活動するのか、その理由を聞いてみました。すると、1位は「朝にすることが習慣になっているから」37.4%。2位「(朝早く起きると)1日を有効に活用できるから」24.9%、3位「朝だと集中できるため」16.0%、4位「自分は朝型だから」13.4%、5位「朝しか(自分の)時間がとれないから」8.2%、6位「早起きすることが健康によいから」8.0%と続きました。限られた時間を有効に使いたいという理由から朝に活動している人が多いことがうかがえます。時間に追われる現代人らしい結果と言えそうです。

男女差に注目すると、ほとんどの項目で男性のほうが高くなっていました。男女差が最も大きかったのが「自分は朝型だから」で、4.7ポイント差。表1の調査結果からも男性のほうが起床時間が早いことがわかりましたが、男性のほうが朝に強く、頭のさえた時間帯を有効に活用したいという意識がうかがえます。

一方で、女性のほうが高く、男性との差が最も大きかったのが「朝しか(自分の)時間がとれないから」。男性に比べ、家事や家族の世話に時間を費やすことが多い女性にとって、朝は自分の自由にできる貴重な時間帯なのかもしれません。

 

  • ダイエットストレス解消、資格の取得…“朝活”のメリットはこんなにある

朝の活動をするようになってよかったことを教えてもらいました。多かったのは、「体重の減量」「冷え性が治った」など、運動することで健康的になったり体調がよくなったりしたというもの。早起きすることで就寝時刻も早まり、生活のリズムが整うメリットもあるようです。体の健康だけでなく、“朝活”のおかげで心身がリフレッシュでき、仕事の効率アップやストレス解消につながっている人も。趣味の学習や情報収集が資格の取得やコミュニケーションに役立ったという人もいました。

 

  • ウォーキングやメールチェック、おこづかい稼ぎ…あなたの朝の活用法は?

最後に、“あなたの朝の活用法”を聞きました。定番のウォーキングやガーデニングから、趣味や資格の勉強、副業やおこづかい稼ぎまで、人それぞれに朝の時間を生かしているようです。「朝はまずコーヒーをいれ…ゆっくり過ごす」「ぼーっとするだけのアイドリングの時間が必要」という回答も印象的。積極的に“朝活”を始めるモチベーションがないという人も、少し早起きをしてゆとりの時間を過ごすだけで、毎日がちょっと変わるかもしれません。

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掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部