運動の効果を高めるマインドセットとは?

運動嫌いな人の特徴
運動が健康に良いことは、改めて説明するまでもないと思いますが、わかっていてもなかなか習慣化できない人が多いのではないでしょうか?
運動嫌いな人の特徴として考えられることをいくつか挙げてみたいと思います。
例えば、昔、学校の体育の時間や部活で、無理矢理走らされていたため、「運動=罰」というイメージが脳内に形成されてしまっている。
あるいは、「どうせ3日坊主で終わってしまい、続かないだろう」と最初から諦めてしまっている。
更には、「運動を始めるならきちんと時間をとって本格的に始めないとダメだ」、「激しい運動じゃないと運動したことにならない」等、真面目に考えすぎてしまっている。
などが考えられます。
このように運動に対してネガティブなマインドセット(考え方)が定着してしまっていると、運動に対して、なかなか一歩を踏み出せません。
しかし、次に紹介する研究結果を知ると、ポジティブなマンドセットで運動をしてみようという気になれるかもしれません。

運動前に意識したいマインドセット
医学の領域では、本来は薬としての効果をもたないプラセボ(偽薬)を服用しても、病気の症状が改善する、いわゆる「プラセボ効果」が知られていますが、これと同様に、人は特定のマインドセット(考え方)を持つことで、運動による健康効果を増進できるのではないか、という仮説を検証した研究があります・・・
↓↓↓
【執筆者プロフィール】
板生 研一
WINフロンティア株式会社創業者&CEO / MBA&PhD(医学)/ SONY出身 / 東京成徳大学経営学部特任教授 / メンタル・マネジメント、クリエイティビティ・マネジメント、アントレプレナーシップの研究と実践 / 信頼できるエビデンス(海外学術研究等)に基づき発信 / noteで『起業家兼研究者が考える メンタル・マネジメント法』を連載中