「ポケモンGO」で活性度を上げる
「ポケモンGO」に熱中するのはなぜ?
「ポケモンGO」は、2016年にリリースされた、位置情報とAR(拡張現実)機能を使ったスマホアプリのゲームで、世界中で爆発的な人気を博しました。では、「ポケモンGO」は、それまでのソーシャルゲームと何が違うのでしょうか。
以下、『なぜ人々はポケモンGOに熱中するのか?』(鈴屋二代目タビー,井原渉著,2016)から引用します(p.50-51)
このように、他のソーシャルゲームとは異なるユニークな世界観と機能を有する「ポケモンGO」ですが、国内のある調査では、「最も長くプレイしているゲームタイトル」、及び、「最も課金したゲーム」という項目で、2020年から2022年まで3年連続で1位を獲得しています。(「モバイルゲーム市場における課金にまつわるユーザー調査」, 2023)
しかし、「ポケモンGO」の魅力はゲームの魅力だけに留まらないようです。「ポケモンGO」は歩数を増やし、メンタルヘルスの改善にも役立ち、活性度を高めてくれる可能性があるのです。
「ポケモンGO」で歩数は増えるか?
米ハーバード大学公衆衛生大学院のキャサリン・B・ハウ博士らは、1,182人の米国の若者を対象に、「ポケモンGO」をインストールしてから6週間の歩数の変化を調査しました。調査では、iPhoneでカウントされる歩数を使用し、「ポケモンGO」をインストールする前の4週間の平均歩数も比較データとして活用しました。
結果は、
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【執筆者プロフィール】
板生 研一
WINフロンティア株式会社創業者&CEO / MBA&PhD(医学)/ SONY出身 / 東京成徳大学経営学部特任教授 / メンタル・マネジメント、クリエイティビティ・マネジメント、アントレプレナーシップの研究と実践 / 信頼できるエビデンス(海外学術研究等)に基づき発信 / noteで『起業家兼研究者が考える メンタル・マネジメント法』を連載中