初対面で人の心を掴む!好感度をグッと引き上げる自己PRとは?

入学試験で面接を受けるとき、
転職先で新しい仕事仲間と挨拶をするとき、
子どもが通う学校でのママ友と交流を深めるとき、
趣味や習い事などで、初めて会う人と対面するとき、

新しい出会いにおいて初対面は最も重要な場面のひとつ。第一印象で好感が持てるとお互い気持ちよく話ができますし、良い人間関係が築けます。

では、初対面で興味を持ってもらうためにはどうすれば良いのでしょうか。
好感度をグッと引き上げる自己紹介の仕方についてお届けします。

 

自己紹介が下手な人と上手い人の差とは?

自分自身を知ってもらうためには最初の印象が肝心。ですが、人の心をグッと惹きつける人とそうでない人がいますよね。

心理学者のソロモン・アッシュが行った実験によると、人の注意と集中力は必ずしも均質ではないことがわかっています。例えば、集団グループを2つに分けて1人の人物についての特徴を伝えます。その際、2つのグループで伝える順序を逆にすると、同じ情報であるのにも関わらず正反対の印象を受けるのです。

〈Cさんの印象を2つのグループに伝えた場合〉

  • Aグループ
    嫉妬深い→厳格→真面目→知的=Cさんは悪印象
  • Bグループ
    知的→真面目→厳格→嫉妬深い=Cさんは好印象

同じ情報を与えても、伝える順番が違えば同一人物であってもその印象は異なります。
これは、最初に入ってきた印象を正しいものと認識し、その後に入ってきた都合の悪い情報は排除してしまうという性質を私たちが持っているから。

ですが、ポジティブな情報から伝えてネガティブな情報を最後にすれば、必ずしも好印象になるとは限りません。最後に受け取った情報が印象的なものであれば、最後の言葉も相手の心に強く残ってしまいます。

 

初対面の自己紹介で好感度をゲットしよう!

では、初対面で自分を相手に知ってもらう場面に直面したら、どうすればよいのでしょうか。好感度を得られるアピールポイントとして、「最初の印象と最後の印象をポジティブな内容にする」これを実践してみましょう。

長所→短所→長所

上記のように良い部分で悪い部分をサンドイッチするような流れをイメージしてください。相手に伝える情報の順序を考慮した上で話すことが、自身の好感度アップに繋がり、好印象を与えられるのです。

さらに「面白い!」「もっと話したい」と思わせたいという人は、自虐ネタを挟んでみること。
今回ご紹介した通り、ネガティブな情報は挟むタイミングが重要です。「すごい!」と思わせた後に「そんなところもあるんだ」と親近感を煽り、最後に「やっぱりすごい!」と印象付ける、これを意識しながら自己アピールをしてみてくださいね。
きっと周囲からのあなたへの印象が変わるはずです。


編集:COCOLOLO ライフ magazine 編集部