お風呂でゴルフ上達ストレッチ~入浴にこだわればゴルフが変わる!?~

肩甲骨の可動域を広げればカット軌道から卒業できる

アマチュアゴルファーに多い「スライス」。カット軌道が大きな原因ですが、肩甲骨周りをやわらかくすれば、正しい軌道で振りやすくなります。湯船に浸かり ながら、以下のストレッチを1日10回×2セットを目安に行い肩甲骨周りの柔らかさアップを 目指しましょう。

両手、両ヒジをつけたまま腕の前で構える
体育座りをして、両ヒザ、両ヒジをつけたまま胸の前に腕をセット

 

なるべくヒジを離さないように腕を上げていく
姿勢を維持したまま腕を上げる。両ヒザ、両ヒジが離れないように

 

ヒジが離れたら腕を大きく回して元の位置へ
ヒジが離れない限界まで腕を上げたら、腕を回して最初の位置に戻す

肩甲骨周りを柔らかくして、脱スライス

正しいスイング軌道で振るには、肩甲骨周りの柔軟性は欠かせません。硬いとトップが浅くなり、右手や右肩が前に出て、アウトサイド・イン軌道になります。
肩甲骨周りがやわらかくなれば、トップが深くなり、インサイドからクラブを下ろしやすくなります。

捻転差が大きくなるほど飛距離はどんどんアップ

飛距離アップのポイントは、スイングスピード、ヘッドスピードを上げること。それには上半身と下半身の捻転差を作ることが重要です。捻転差アップのためのストレッチをご紹介します。これも入浴中に行うと良いでしょう。

両ヒザを揃えて座った後、両ヒジを真っすぐ伸ばす
体育座りから両手を組んで両ヒジを伸ばす。背筋は出来るだけ伸ばす。

ヒジを伸ばしたまま上半身は左、下半身は右に回す
ヒジを伸ばしたまま上体を左にまわすと同時に、下半身は右へまわす

十分まわしたら上半身と下半身を反対方向にまわす
姿勢が崩れないようにねじったら最初の位置に戻り、逆にねじる

上半身を回して深いトップをつくる

飛距離をアップさせる秘訣は捻転差。バックスイングで上半身を右にまわすほどトップが深くなり、左にまわすほど大きなフィニッシュがとれるようになり、スイングスピードがアップします。深いトップは正しいスイング軌道で振るためにも効果的です!

捻転差があるとトップが深くなり、スイングスピードがアップ。インサイドからクラブを下ろしやすくなる効果もあります。入浴中のストレッチで捻転差をアップさせましょう。

ラウンド前夜は体の芯まで温まってグッスリ眠ろう!

ゴルフとお風呂の関係はラウンド後だけではない!

ゴルフとお風呂の関係性というと、「プレー後にクラブハウスで入浴して疲労回復!」というイメージが強いかもしれません。もちろんそれも大切なのですが、 実はラウンド前夜の入浴もゴルフのパフォーマンスを左右する重要な要素なんです。

質の良い睡眠をとるには眠り初めの3時間が鍵!

睡眠時に分泌される成長ホルモンによって、栄養が吸収され細胞が修復し、疲労から回復します。成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのが、眠り初めの3時間。この入眠から約3時間の深い睡眠を如何にとるかが疲労回復にとっては大切になるのです。

入眠の1時間半前にお風呂から上がろう!

就床までの時間に体温がスムーズに下がると深い眠りに入ります。ポイントは入浴方法。39℃~40℃のぬるめのお湯に浸かったら5分間の血行促進浴。その 後15分は好きな水位でリラックス入浴。体温が下がる時間を考え、就寝する1時間半前後にはお風呂から上がりましょう。

スコアメイクは前夜からスタート!

ストレッチ監修
ティーチングプロ常住充隆

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この記事を書いた人

MrIsikawa
石川泰弘先生(お風呂博士)

株式会社バスクリンの販売管理部所属(広報責任者)。温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクター。温泉や入浴、睡眠に関する講演は出演依頼が後を絶たない。「『ぷっ』すま」「教科書にのせたい!」等のTVや雑誌、ラジオにも多数出演。

著書: 「たった一晩で疲れをリセットする睡眠術」(日本文芸社)等
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