奈良の景色を見てマインドフルネスな状態になろう

自然映像を見て、ゆっくり呼吸をしながら、マインドフルネスな状態になりましょう。

〜やり方〜

  1. 知る:映像の背景を知ることで、より意識を集中させやすくなります。

    この映像は、日本を代表する観光地、古都・奈良の映像です。
    タイトルと共に映る「興福寺五重塔」は、天平2年(730)、興福寺の創建者藤原不比等の娘光明皇后が建立した日本で2番目に高い塔で、国宝に指定されています。
    奈良の観光地として最も有名な「東大寺」も数々の国宝を有し、世界遺産としても登録されている、日本の誇る木造建造物です。東大寺大仏殿には、東大寺の本尊、盧舎那仏坐像(奈良の大仏)が安置され、一歩足を踏み入れるとその迫力に圧倒されることでしょう。
    また奈良公園周辺には多くの鹿が生息し、天然記念物として大切に保護され、奈良のシンボル的存在となっています。
    歴史的文化遺産のみならず、美しい自然にも恵まれた「奈良」の優美な姿をお楽しみください。

  2. 鼻から息を吸って、意識を1点に集中させる

    奈良の美しい自然映像を見ながら、10秒間かけて、鼻から息を吸います。
    このとき、映像がある1点にフォーカスされていきますので、全ての意識をそこに向けましょう。

  3. 口からゆっくり息を吐いて、意識を解放する

    次に、奈良の美しい自然映像を見ながら、20秒間かけて、口からゆっくりと息を吐きます。
    このとき、「2」とは反対に、解放感のある引いた映像になりますので、「2」で集中させた意識をしっかり緩めましょう。

「2」と「3」の動作を3回繰り返すことで、雑念が消え、マインドフルネスな状態になることができます。

 


著者:COCOLOLO編集部
監修:皇村昌季(順天堂大学医学修士/インド中央政府公認ヨガ・セラピスト/ディープヒマラヤ伝統ヨギ)