7割以上のママが、産後、「全治2カ月のケガのダメージ」を実感。イライラや落ち込みが顕著に

産後ケアホテル「マームガーデンHAYAMA」を運営する、株式会社マムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:荻野 勝朗)は、25〜49歳の出産を経験されたことのある女性321名に対し、「産後」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
  • サマリー

  • 調査概要

調査概要:「産後」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月9日〜同年11月10日
有効回答:25〜49歳の出産を経験されたことのある女性321名

  • 産後辛かったことランキング、第1位「身体的疲労」、第2位「24時間新生児をケアすることへの負担」、第3位「寝れなかったこと」

「Q1.産後辛かったことを教えてください。(複数回答)」(n=321)と質問したところ、「身体的疲労」が67.6%、「24時間新生児をケアすることへの負担」が64.5%という回答となりました。

Q1.産後辛かったことを教えてください。(複数回答)

・身体的疲労:67.6%
・24時間新生児をケアすることへの負担:64.5%
・寝れなかったこと:58.9%

・メンタルが不安定(産後うつ)だったこと:37.1%
・その他:4.0%

  • 7割以上のママが、産後「全治2カ月のケガのダメージ」を実感

「Q2.出産後の母体へのダメージは、全治2カ月のケガを負った状態と同じと言われています。実際に産後そのくらいのダメージを感じましたか。」(n=321)と質問したところ、「非常に感じた」が39.9%、「やや感じた」が32.7%という回答となりました。

Q2.出産後の母体へのダメージは、全治2カ月のケガを負った状態と同じと言われています。実際に産後そのくらいのダメージを感じましたか。

・非常に感じた:39.9%
・やや感じた:32.7%

・あまり感じなかった:22.4%
・全く感じなかった:2.8%
・わからない:2.2%

  • 約8割のママが、産後「精神的に不安定」になったと回答

 「Q3.出産後は身体だけでなはく、急激なホルモン量の変化で、誰もが精神的にも不安定になりがちです。実際に産後精神的に不安定になりましたか。」(n=321)と質問したところ、「非常に不安定だった」が32.5%、「やや不安定だった」が44.5%という回答となりました。

Q3.出産後は身体だけでなはく、急激なホルモン量の変化で、誰もが精神的にも不安定になりがちです。実際に産後精神的に不安定になりましたか。

・非常に不安定だった:32.5%
・やや不安定だった:44.5%

・あまり不安定ではなかった:16.8%
・全く不安定ではなかった:6.2%

  • 産後の不安定なメンタルの状態、「イライラした」が56.0%、「落ち込みやすかった」が53.2%

「Q4.Q1で「メンタルが不安定(産後うつ)だったこと」、またはQ3で「非常に不安定だった」「不安定だった」と回答した方にお聞きします。具体的にどのような状態だったか教えてください。(複数回答)」(n=250)と質問したところ、「イライラした」が56.0%、「落ち込みやすかった」が53.2%という回答となりました。

Q4.Q1で「メンタルが不安定(産後うつ)だったこと」、またはQ3で「非常に不安定だった」「不安定だった」と回答した方にお聞きします。具体的にどのような状態だったか教えてください。(複数回答)

・イライラした:56.0%
・落ち込みやすかった:53.2%
・漠然とした不安感があった:47.6%
・わけもなく涙が出た:44.0%

・孤独感やプレッシャーで押し潰されそうだった:41.6%
・すぐ傷ついた:27.2%
・やる気が出なかった:20.4%
・外に出たくなかった:18.4%
・その他:5.2%

  • 産後、退院時のママの状態、「回復しているとは言えない状態」が48.3%

「Q5.産後、退院時のご自身の状態を教えてください。」(n=321)と質問したところ、「回復しているとは全く言えない状態」が18.1%、「回復しているとはあまり言えない状態」が30.2%という回答となりました。

Q5.産後、退院時のご自身の状態を教えてください。

・回復しているとは全く言えない状態:18.1%
・回復しているとはあまり言えない状態:30.2%

・まあまあ回復している状態:31.2%
・ほぼ回復している状態:20.5%

  • 産後退院した後、約2割のママが「ワンオペ育児」の実態

 「Q6.産後退院した後、2ヶ月間は主にどのように過ごしましたか。」(n=321)と質問したところ、「実家で両親や親族のサポートを受けながら育児をしていた」が54.5%の一方で「自宅で一人で育児をしていた」ママも18.8%という回答となりました。

Q6.産後退院した後、2ヶ月間は主にどのように過ごしましたか。

・自宅で一人で育児をしていた:18.8%
・自宅でパートナーと育児をしていた:22.4%
・実家で両親や親族のサポートを受けながら育児をしていた:54.5%
・産後ケア施設で過ごした:0.9%
・その他:3.4%

  • 産後育児で大変だったことランキング、第1位「夜泣き」、第2位「寝かしつけ」、第3位「ミルク授乳」

「Q7.産後2ヶ月間、育児で大変だったことを教えてください。(複数回答)」(n=321)と質問したところ、「夜泣き」が68.8%、「寝かしつけ」が60.1%という回答となりました。

Q7.産後2ヶ月間、育児で大変だったことを教えてください。(複数回答)

・夜泣き:68.8%
・寝かしつけ:60.1%
・ミルク授乳:47.0%

・抱っこ:30.5%
・おむつ交換:27.7%
・沐浴:22.7%
・着替え:9.7%
・その他:6.2%

  • 産後母体の心身のケアや新生児の世話の指導をしてくれる「産後ケア施設」について、6割以上のママが「利用したかった」と回答

 「Q8.産後母体の心身のケアをしながら、新生児の世話の指導などもサポートしてくれる産後ケア施設があれば利用したかったですか。」(n=321)と質問したところ、「非常に利用したかった」が24.6%、「利用したかった」が36.4%という回答となりました。

Q8.産後母体の心身のケアをしながら、新生児の世話の指導などもサポートしてくれる産後ケア施設があれば利用したかったですか。

・非常に利用したかった:24.6%
・利用したかった:36.4%

・あまり利用したいとは思わない:29.9%
・全く利用したいとは思わない:9.1%

  • 「産後ケア施設」を利用したかった理由、「24時間新生児の面倒をみてくれるので、ゆっくり寝れそうだから」が66.5%で最多

 「Q9.Q8で「非常に利用したかった」「利用したかった」と回答した方にお聞きします。理由を教えてください。(複数回答)」(n=194)と質問したところ、「24時間新生児の面倒をみてくれるので、ゆっくり寝れそうだから」が66.5%、「産後、疲労や不安定な精神状態で日常生活もままならなかったから」が45.9%という回答となりました。

Q9.Q8で「非常に利用したかった」「利用したかった」と回答した方にお聞きします。理由を教えてください。(複数回答)

・24時間新生児の面倒をみてくれるので、ゆっくり寝れそうだから:66.5%
・産後、疲労や不安定な精神状態で日常生活もままならなかったから:45.9%
・一緒にパートナーも泊まることができ、食事などの心配をしなくていいから:28.4%

・産後、疲労や不安定な精神状態で育児どころではなかったから:23.7%
・両親や親族のサポートを得るのが難しかったから:18.6%
・その他:3.1%

  • まとめ

今回は、25〜49歳の出産を経験されたことのある女性321名に対し、「産後」に関する実態調査を行いました。

まず、産後辛かったことを伺ったところ、第1位「身体的疲労」が67.6%で最多、第2位「24時間新生児をケアすることへの負担」が64.5%、第3位「寝れなかったこと」が58.9%という結果となりました。加えて、産後72.6%のママが、「全治2カ月のケガのダメージ」を、また、77.0%のママが「精神的に不安定になった」と実感しており、具体的には「イライラした」「落ち込みやすかった」「漠然とした不安感があった」などのメンタル状態だったことが明らかになりました。

次に、約半数のママが、「産後退院時の自身の状態が、回復しているとは言えない状態だった」と回答しました。また、退院後の過ごし方について尋ねたところ、「実家で両親や親族のサポートを受けながら育児をしていた」が54.5%で最多となった一方で、18.8%のママが「自宅で一人で育児をしていた」ことから、いわゆる『ワンオペ育児』(ワンオペレーション育児)の状況だったママも約2割存在していたことが判明しました。

さらに、産後の育児で大変だったことについて尋ねたところ、「夜泣き」が68.8%、「寝かしつけ」が60.1%、「ミルク授乳」が47.0%という結果となりました。

最後に、産後母体の心身のケアや新生児の世話の指導をしてくれる「産後ケア施設」について質問すると、6割以上のママが「利用したかった」と回答。利用したかった理由を尋ねると、「24時間新生児の面倒をみてくれるので、ゆっくり寝れそうだから」が66.5%、「産後、疲労や不安定な精神状態で日常生活もままならなかったから」が45.9%と、ママが自分自身をケアする時間を確保できることに期待する声が多く挙げられました。

出産後は赤ちゃんのケアに関心が集まりがちですが、出産という大仕事を終え、「全治2カ月のケガ」に匹敵するダメージを抱えながら、慣れない育児に奮闘する産後ママの負担は、甚大です。産後ママの負担を減らし、心身が健康な状態で育児を続けていくためにも、産後ケア文化の醸成や、産後ケア施設の普及が重要と言えるでしょう。

  • 産後の母親のさまざまなストレスや身体的な負荷を軽減する、産後ケアホテル「マームガーデンHAYAMA」

「マームガーデンHAYAMA」は、産後の母親のさまざまなストレスや身体的な負荷を軽減する「ゆっくり“ママ”になれる場所」です。出産後、精神的に不安定な時期にプロのサポートの元、余裕を持って育児に向きあうことで、少しずつ焦らずに“ママ”という立場に慣れていくことが可能です。母親がしっかりと睡眠や休息を取るため、24時間赤ちゃんを預かるベビールームを完備。必要なときには助産師や専門スタッフが赤ちゃんを見守る体制が整っています。

▼“ゆっくりママになれる場所” 【マームガーデン】について|https://www.mom-garden.jp/

  • 会社概要

会社名   :株式会社マムズ(ホールディングスカンパニー 株式会社NSグループ)
代表者   :グループ代表CEO荻野勝朗
本社所在地 :〒169-0072 東京都新宿区大久保1-8-8
グループ創業:1986年9月
事業内容  :保育・産後ケアホテル・レストラン・ホテル・ブライダル・カラオケ

 


 

掲載元:PR TIMES

Selected by COCOLOLO ライフ magazine 編集部