自律神経を整える手首ゆらしで便秘・めまい・耳鳴りも頭痛・不眠・だるさも続々改善した体験集(後編)
3週間でめまいや立ちくらみが軽くなった
関下優子さん(主婦・42歳・仮名)は、糖尿病性網膜症を発症してしまい、3週間ほとんど寝たままの入院生活を送ったそうです。
その間に体力や足の筋肉がすっかり落ちてしまい、また退院してからめまいや吐きけが頻繁に起こるようになったために、まともに歩けなくなってしまいました。
関下さんも末武先生の病院で調べたところ、自律神経のバランスが乱れていたために手首ゆらしを行いました。関下さんは、朝起きたときや夜寝る前にベッドに横になったまま行ったといいます。
そして、3週間後にはめまいや吐きけ、立ちくらみなどの症状がかなり軽くなり、今ではすっかり元気になったとか。
その後は、手首ロック首回しや手首ロック上体回しも行い、半年後には血糖値も下がったと喜んでいたそうです。
副交感神経の働きが標準レベルにまで上がった
山崎美知恵さん(会社員・38歳)は、20代から冷え症に悩まされ、最近ではだるさや倦怠感、腰の痛みや重だるさも感じるようになったそうです。
そんなとき、自律神経の機能検査を受けたところ、自律神経のうち副交感神経の働きが極端に低下していることが原因だとわかりました。
そこで、末武先生に手首ゆらしを指導してもらったところ、その場で気分がスッキリしたので、早速、自宅で行うようにしたとか。
すると、1カ月後には手先や下半身の冷えが改善されて、2カ月がすぎると足のむくみ、腰痛がほとんどなくなり、夜もすぐに寝つけてグッスリ眠れ、朝の目覚めもすっかりよくなったそうです。
後日、自律神経の働きを測定してもらうと、副交感神経の働きが標準レベルまで上がっていたといいます。
自宅でも簡単にできて、その場で気持ちがスッキリした
近藤正樹さん(会社員・54歳)は、4〜5年前から会社での人間関係や家庭での孤立感に、強いストレスを感じていました。
そのせいか夜はなかなか眠れず、夜中に何回も目が覚めてしまい不眠に悩まされていたとか。
不眠はどんどんひどくなり、会社でボーッとしたり居眠りしたりをくり返したため、心配した上司から「病院で診察を受けるように」と指示されたのです。
不眠やイライラなどの不調にも対応してくれると知人が教えてくれた病院を受診し、自律神経の機能検査を受けた結果、交感神経の働きが異常に高く、副交感神経の働きが著しく低下していて、バランスのくずれていることがわかりました。
そこで、副交感神経を高めるのに有効で、自宅で簡単に行えるという手首ゆらしをやってみることにしました。
早速、手首ゆらしをやったら、その場で気持ちが少しスッキリするのが感じられました。そこで、仕事の休憩中や就寝前も行ったそうです。
すると、1週間後にはイライラが薄れて気分が落ち着くのがわかり、精神的に余裕が生まれて、部下や妻に穏やかに接することができるようになったのです。
また、寝床に就いてから手首ゆらしをしたら自然と寝つきもよくなり、1カ月もしたらグッスリ眠れて、不眠が改善したといいます。
自律神経の乱れが整うと、耳鳴りや頭痛、難聴もあちこち痛い病弱体質も改善する人もいるといいます。みなさんも試してみてください。
記事にあるセルフケア情報は安全性に配慮していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。また、効果効能を保証するものではありません。
写真/© Fotolia ©カラダネ
関連記事
【やり方動画つき】ひざのモヤモヤ血管の消し方。ひざ痛改善に役立つ自宅での治療法【10秒指圧】を専門医が直伝
もち麦ご飯ダイエットレシピ② やせたいなら、もち麦カレーチャーハン
参考サイト紹介
カラダネ
「カラダネ」は、『わかさ』をはじめとした健康情報誌を出版する、わかさ出版が運営するセルフケア情報サイトです。体の不調や病気、老化の悩みに「いま役立つ」「すぐ使える」情報を、医師をはじめとする専門家の執筆・監修のもとで毎日更新中!