【入浴で実験】入浴剤のリラックス効果

香り付き入浴剤は本当にリラックスできる?脳波の変化を検証

入浴剤が快適感(リラクセーション)に及ぼす効果を実験しました。客観的指標には、脳波(α波)のリズム度から算出する快適度(%)を用いて、入浴剤ありとさら湯の場合の比較を行い、その差を検証しました(n=16)。
※快適度とは、緊張感がやわらぎ、心地よさが高まると高くなる数値です。

入浴剤を使用すると、さら湯に比べ入浴中に快適度の高い状態になり、入浴後も維持されました。

さら湯と入浴剤(ゆずの香り)で比較しました。

「入浴剤で快適度UP」
浴用剤を使用すると、さら湯に比べ入浴中に快適度の高い状態になり、入浴後も維持されました。つまり入浴剤は緊張感を緩和しリラクセーションに促進的であることが明らかになりました。

1.入浴中

この図は、入浴前の精神負荷状態からの快適度上昇率をグラフに示したものです。
入浴剤を使用する方がさら湯に比べ入浴中に快適度が上昇(22.9%UP)しました。

2.経時的変化

この図は、快適度(0~100%)の変化をグラフに示したものです。
入浴剤を使用すると入浴後(後安静時)も快適度が維持されていることがわかります。
※数値は、絶対値ではなく、浴前をそれぞれ100として計算しています。

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この記事を書いた人

MrIsikawa
石川泰弘先生(お風呂博士)

株式会社バスクリンの販売管理部所属(広報責任者)。温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクター。温泉や入浴、睡眠に関する講演は出演依頼が後を絶たない。「『ぷっ』すま」「教科書にのせたい!」等のTVや雑誌、ラジオにも多数出演。

著書: 「たった一晩で疲れをリセットする睡眠術」(日本文芸社)等
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