やる気がない・ツイてない人は要チェック!言葉の力で自分を180度変える方法とは?
私たち人間は言語を持ち、自分たちの意思を他者に伝え合うことができます。その言葉で喜ぶこともあれば傷つくこともあるでしょう。例えば「ありがとう」「大好き」と言われれば単純に嬉しくなるし、「ばかやろう」「大嫌い」と言われたら落ち込んで凹みます。
たったひとつの言葉で誰かを一喜一憂するほどのパワーを持っている言葉は、その使い方次第で良くも悪くも自分を変えられるのです。
今回のコラムでは、言葉の力を上手に活用してチャンスを引き寄せる方法をお届けします。
やる気がない・ついてないと感じる原因は自分自身が発する言葉?
「面倒くさい」
「やる気が出ない」
「自分は不幸だ」
「疲れた」
毎日このような否定的な言葉を頭の中でつぶやいている、または発言している人。自分の人生をつまらないものにしている原因はどこにあると思いますか?日本では昔から「言霊」と呼ばれる”声に出した言葉が現実化する”という考えが信じられていますが、実はこの力、科学的にもきちんと実証されています。
実際に行われた実験を例に挙げてみましょう。
水を入れたペットボトル2本に、1本には「大好き」などのポジティブな言葉を、もう1本には「大嫌い」などのネガティブな言葉を貼り付け、1週間ほど置いておくというものでしたが、ポジティブな言葉の水は美味しいままに、ネガティブな言葉の水は腐ってしまったという驚きの結果が出ています。
つまりそれほどまでに言葉は大きなパワーを持っているのです。そんな力ある言葉から悲観的なネガティブワードを毎日自分に向かって言い続けていたらどうなるでしょうか。
「ムカつく」「疲れた」などのマイナス要素が強い言葉であるほど、無意識に自分で自分を傷めつけているということになるのです。
やる気を出したい!自分を変えたい!そんな時はどうすればいい?
前述ではネガティブな言葉が自分自身を傷つけ不幸にするとお伝えしましたが、やる気を出したい、自分を変えたい、運を引き寄せたいと思っている人こそ、この言葉の力を上手に利用するべきです。
そこでトライしてもらいたいのが「アファメーション」という方法。
人は目標を立て、それを宣言することで自らのやる気を引き出すことができると言われており、アファメーションはこの心理を応用したものです。前向きな姿勢を言葉に出すことが基本ですが、ここでは正しく行うコツを解説していきます。
〈アファメーションのポイント〉
- 自分の内面に語りかけるために「私は」の一人称からはじめ
- 自分を肯定する言葉とともに「〜している」「〜である」と現在形で終える
- 他人と比較せず、自分のゴールを提示する
- 「すてき」「素晴らしい」など心が喜ぶ気持ちの良い言葉を入れる
- 「悲しい」「苦しい」など心が辛くなる言葉は入れない
上記のポイントを踏まえた上で、自分のモチベーションを上げるアファメーションを考えてみましょう。「私は今のプロジェクトを成功させて社長になる」「私が彼を楽しませ最高に幸せな男にする」という具合に、自分の行動力を引き上げてくれるような言葉をどんどん使っていくと思考や行動が現実世界でも本当に変わるようになります。
ただし、ポジティブな内容を発言したとしても心の底で「どうせできっこない」「無駄なこと」と否定的な感情を持っていたら意味がありません。誰よりも自分を信じてあげること、そして肯定してあげることでより効果的なアファメーションの効果が期待できるのです。
口に出す言葉を変える、たったそれだけで良くも悪くも自分を変化させることができます。そして今までとは違う発言をする姿を周囲に見せれば、周りもあなたの変わり様を認めてくれるはず。
迷ったり悩んだりしている時間があるなら、自分を喜ばせる言葉をとにかく声に出してみましょう。今の自分が欲しているもの、望んでいるものを想像することは、とても楽しくワクワクするものです。
この気持ちを忘れずに理想の自分を目指していきましょう!
編集:COCOLOLO ライフ magazine 編集部