<男性>の更年期障害(前編)


更年期障害といえば、一般的に女性特有の症状だとイメージする方が多いかと思います。
実は男性にもあるんです。中年になり、やる気がなくなりうつ状態になって、原因が分からず悩んでいる男性も多いのだとか。女性よりも発症が分かりづらいこともあり、あまり認知されていないのかもしれません。

あなたの身近に悩んでいる方がいれば是非教えてあげてください。
今回は「男性」の「更年期障害」にフォーカスをおいてお話しいたします。

 

男性ホルモン=テストロンが鍵

男性の更年期障害は、男性ホルモンである「テストステロン」が大きく影響します。

テストステロンが減るといえば、性欲減退や勃起不全などの性機能の低下が思い浮かぶでしょう。しかし、テストステロンは性機能だけではなく、精神的な部分や命に関わる部分にも影響してくる要素になります。

たとえば、やる気の減退やうつ症状、筋肉痛、薄毛、心筋梗塞や脳梗塞リスクの上昇など、一見テストステロンとは関係のないように思える身体症状と密接に関わっていることが多いのです。

 

男性の更年期障害が始まる時期~女性よりもわかりづらい~

男性の更年期障害が厄介なのはテストステロン減少が徐々に起こるため、発症の時期がわかりにくいという点です。

女性は閉経のおよそ5年前後で発症と比較的わかりやすいタイミングで起こります。また、女性はこの時期に劇的なホルモンの減少が起こることで症状の現れも明確で、尚且つ、周りに経験者が多いことで自分の悩みを相談しやすい環境があります。

男性の場合は、20歳代からテストステロンの減少が生じ、更年期障害の発症がわかりにくいです。また、ホルモンが減少していく度合いは個人差が大きく、まったく気にならないレベルの人がいる反面、うつなどの症状に苦しむ人も少なくありません。

休日や定年後に家の中でごろごろしだす、急に頑固になりいらいらしているかと思うと、がっくりして元気がない。こうした更年期障害の症状は本人よりもむしろ家族や周囲の方が気付くことが多いものです。「最近笑っていない」「新聞が読めない」「よく眠れない」。この3つがあるとすれば、比較的重い男性更年期障害の可能性が高く、出来るだけ早目に医師に相談されたほうがいいでしょう。

 

テストステロン減少で起こる身体の異変~メタボとの意外な関係も~

筋や骨を作る作用があるテストステロンは、分泌の量が減ると必然的に筋量は減り、ひどい人だと歩くのも困難になってきます。筋量が減ることで疲労しやすくなることもわかっています。

さらには、筋量が減ることでエネルギー消費が低下するため内臓脂肪が増えてしまいます。テストステロンの値が低い人にテストステロンを補充することにより、内臓脂肪が減って筋量が増えるということも実証されています。

つまり、テストステロンの値が低下するにつれて、メタボリックシンドロームのリスクも高くなるといえるのです。メタボリックシンドロームのリスクが高いということは脳血管障害、心筋梗塞、がん、糖尿病のリスクが高まります。すなわち、死亡リスクが高くなる。実際に男性の更年期障害がある人を追跡調査したところ、テストステロンが高い人よりも寿命が短かったことがわかっています。

続きは後編で。

 

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