不順な季節、セルフタッチングで自律神経を整えよう


皮膚は第3の脳。触れた感覚はダイレクトに脳を刺激する

あるとき、洋服を仕立てて余った布を束ねている生地マーケットに出くわしました。色合いのかわいらしさに特に用途はないのに衝動買い。家へ帰ってわくわくしながら紐を解いて、一つ一つじっくりみてみると・・・・
その大きさ、素材感、織り方、目の詰まり方など、天然素材ってこんなにいろいろあるんだと改めて驚きます。そして、種類によって温度感ややわらかさ、すべすべ~ざらざらまでマチマチで、布って改めて五感を刺激するということを実感しました。

五感の一つ「触覚」の感覚受容器は「皮膚」です。そして、皮膚は細胞分裂の過程で外胚葉から生まれますが、同じ場所からは神経系も形成されます。ですから、皮膚で感じた感覚はそのままダイレクトに脳への刺激となるのです。皮膚は「第3の脳」と呼ばれ私たちのこころとからだに様々な変化をもたらします。

 

適度な圧をかけたマッサージで、副交感神経が高めてリラックス

マッサージ=リラックスと思いがちですが、実際に施術者との相性によってはイマイチという経験をする方もいるのではないでしょうか。
「腸・皮膚・筋肉が心の不調を治す/山口創著」には、皮膚をなでられて「気持ちいい~」と感じるときにC触覚繊維という神経が活性化し、自律神経の中枢である視床下部に届き、副交感神経が高まる(=リラックスする)のですが、マッサージで最も効果があるのは1秒に5㎝の速度で適度な圧をかけて行ったときだったという実験結果があります。

同時に適度な圧がかかることで迷走神経が刺激され、不安や怒りなどのネガティブな情動をコントロールすることも期待できるそうです。

 

日照時間の短い9月。やさしく自律神経を整えましょう

統計によると、意外にも9月は1年のうちでも日照時間が短いそうです。さらに台風の発生や急な冷え込みなど、自律神経が乱れる要因は多そうです。
お休み前には、是非、身体をセルフマッサージしてみましょう。同じく視床下部に届く音楽と併せて行うのは、ストロークのリズムを取ったり、1曲分など時間の目安としてもオススメです。ゆったりとした秋らしい深みのあるメロディの音楽、例えばベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」の2楽章(アダージョ)などをお供にいかがでしょうか。→こちら

 

プロフィール

殿村江美
有限会社E.flat代表マーケティングプランナー
産業カウンセラー、ハーバルセラピスト

「健康価値マーケティングでくらしをトーンアップ」をテーマとする+TONEで、商品開発、リサーチ、プロモーション開発等で企業のマーケティング活動をサポートする。

現代社会におけるストレスケアに向けて、メディカルハーブ、音楽療法、カウンセリングを活かしたコンテンツ制作や編集なども行う。

著書に「Me time こころをほぐす12ヶ月のメディカルハーブティ」

http://plus-tone.com/

https://www.facebook.com/plustone.jp