呼吸法〜通勤編(後編)〜


気持ちを落ち着かせたい時

基礎研究などからも報告があるように、長い呼気(約15〜20秒)には副交感神経の活性化や血圧を下げ、脈拍を減らす効果があります。
このことからも丹田呼吸は有効であると思います。

丹田とは臍下三寸のところにある場所です。
東洋医学では気をためる(耕す)場所として知られています。
腹式呼吸を行う場合にこの丹田を意識しすることでより効果的な呼吸が行えるというものです。

方法は次の通り
1)肺に残っている空気をすべて吐き出します。
2)鼻から息を吸い込みます。丹田に空気を入れるように下腹部を膨らませ、ついで胸郭の下部、上部の順に空気を吸い込んでいきます。
3)次いで鼻から15〜20秒ほどかけてゆっくり息を吐き出していきます。
4)1〜3を繰り返します。

丹田を上手く使うことははじめは難しい場合があります。
その時には中指の先が丹田にあたるように両手を下腹部にあて、軽く押しながら練習するといいでしょう。

 

呼吸を制するものは生活を制する


呼吸は意識をしなければ自動的に行われているものです。

運動したり、緊張すれば呼吸は早くなりますし、じっとしてたり、落ち込んだりすれば呼吸はゆっくり、あるいは浅くなるものです。

しかし、これとは逆に呼吸を通して自律神経に働きかけ、ひいては気分や感情に働きかけることが出来る訳ですから、活用しない手はありません。
是非トライしてみてください。

<ライター>

神保洋平(じんぼようへい)

1980年生まれ 山形市出身。H15~21 栃木県大田原市で回復期から生活期を支えるクリニックに勤務。 リハビリテーション部 主任を経て、 H19.2 認知運動療法士取得(マスターコース修了)。

H21~現在は、神奈川県の作業療法士養成校 作業療法学科にて専任教員を務めています。また、H27.3首都大学東京大学院 人間健康科学研究科 博士前期課程修了。現在 同大学院 人間健康科学研究科 博士後期課程 在学中。

趣味は楽器演奏(ギター、ドラム、ベース)、写真撮影、ドライブ、サイクリング。また、現在没頭していることは、質的研究(意味、価値観、同一性、自己論、ナラティブ、現象学)読書しながらの筋トレ。

好きな言葉は「真実の追求は、誰かが以前に信じていた全ての”真実”の疑いから始まる」(Byフリードリヒ.W.ニーチェ)。信念は「為せば成る」。
好きな音楽はWong Wing Tsan「夏の風車」。実は、以前某ワークショップで彼とご一緒させていただき、無理を承知でリクエストしたら快くOKを頂き、おまけにワーク中の演出としてサプライズ演奏!大感激でした。非常に思い出深い1曲です。とても奇策な方で、活躍されているにも関わらずとても謙虚、それでいて肩肘張らない柔らかい雰囲気が大好きです。

学会発表、講師活動、論文発表等多数。

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